東日本大震災が発生して今年で丸9年が経ちました。少しずつ復旧が進んでいるとはいえ、世界に衝撃を与えた大災害は、多くの人にとっていまだ生々しい記憶として残っています。
3月11日になると、数多くの震災に関連した報道を目にします。そして、あの日あの時、自分はどうしていたのだろうかと思い出すかもしれません。そんな時だからこそ、防災に関して考えてもいいのではないでしょうか。
日本は地震大国なだけに、多くの防災用品が発売されています。数々の災害を乗り越えるたびに、時代に即した防災用品が誕生しています。すでに非常持ち出し袋などを用意している人も、袋の中身の更新は必要です。そこで、最新の防災用品を5つご紹介します。3.11の時、あればよかったと思うものがあれば、これを機に用意してみませんか。
1. 携帯トイレ
被災時に水道が止まってしまった。もちろん飲み物や料理、お風呂も困りますが、当然ながら水洗トイレは使えないので、用を足すことも困難になります。そんな時、携帯トイレセットがあれば、ひとまずなんとかなります。「ドライブトイレセットCAR-NI(カーニ)」はドライブ時、渋滞にハマった時を想定して作られているものですが、もちろん被災時にも役立ちます。目隠し用のポンチョも入っているので、野外でも使いやすいのはうれしいですね。
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2. ポータブル電源
最新情報を得るという意味でも、被災時でもスマホは使えるようにしておきたいところ。大容量のモバイルバッテリーでもいいのですが、それだって複数人で使用すれば、あっという間にカラになってしまいます。そこで注目したいのがポータブル電源。「MIGHTY」は、定格容量15万3600mAhとモバイルバッテリーとは比べ物にならないぐらいの大容量。しかもクルマのバッテリー上がり時にはジャンプスターターとしても使えます。ガソリンがもったいないからとエンジンをかけずに、でも電気を得るためにクルマでスマホを充電するという事態も考えられます。ただしエンジンオフで電気を使い続けると、バッテリーは上がってしまいます。そんな事態にもこのポータブル電源があれば安心ですね。
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3. 非常用電池
ポータブル電源の場合、自然放電が発生するため、時々充電しておかなければなりません。もし放電が進んだ状態で災害が起こったら…。「エイターナス」は、空気に触れさせるだけで内蔵されている金属亜鉛が反応し発電してくれる、まさにいざという時のための非常用電源です。540Wh/DC12Vという大容量の発電能力があり、付属のインバータを接続すればAC100Vに出力を変換できます。スマホなら50回以上フル充電が可能。さらに、保存袋に戻せば電気の発生が止まるため、繰り返し使えるという点もうれしいところ。未開封であれば10年(推奨は5年)と長期保存できます。これならポータブル電源で充電忘れしてしまった、なんてこともありません。
>> 空気で発電する驚きの非常用電池「エイターナス」が災害時に活躍する!
※上の記事では一般販売はされていないとありますが、現在は購入可能です
4. 長期保存できる乾電池
バッテリー系製品は自然放電があり、数ヶ月に一度、充電しておく必要があります。忘れてしまいそうという人は、やはり乾電池がいいかもしれません。Ankerの「Anker アルカリ乾電池」シリーズは、最大10年間長期保存が可能な高品質乾電池です。独自構造で劣化を防ぎ、いざという時にちゃんと電気を供給してくれます。もちろん乾電池だけでは意味がないので、乾電池を使ってスマホに給電できるアイテムなどを用意することもお忘れなく。
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5. 手回し&ソーラー式ラジオライト
長期保存可能な乾電池と合わせて用意しておくと便利なのが「チャージオ ラムダ」。いわゆる手回し発電式のライト付きラジオなんですが、ソーラーパネルが付いていてソーラー充電ができたり、USB経由で充電できたり、そして乾電池も使用可能です。内蔵の4000mAhバッテリーからは給電もできるので、いざとなればスマホへの給電もできます。複数の方法で蓄電できて、かつ乾電池も使えるのは助かります。
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(文/&GP編集部)
- Original:https://www.goodspress.jp/features/283128/
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