Appleがユーラシア経済連合(EEC)の製品情報データベースに、新型iPadと見られる端末を登録したことが確認された、とAppleInsiderが報じています。
登録されたデバイスコードは1つのみ
AppleInsiderは現地時間3月16日付けで、A2229のデバイスコードを持ち、iPadOS13で動作するiPadの登録が確認されたと報じています。報道ではこの製品について、「トリプルカメラを搭載したiPad Proの可能性が高そうだが、新しいiPadの可能性もあり、現時点では判断が難しい」と伝えています。
オランダのテック系メディアであるiCultureもこの情報を取り上げ、新しいiPad Proの可能性が高いと報じています。同メディアは、「iPad Proは、11インチと12.9インチの2種類のディスプレイサイズをラインナップしているにも関わらず、登録されたデバイスコードが1つなのが気になる」とも記しています。
新型iPad Proについては以前、12インチディスプレイのみになるとの噂もありましたので、関連性が気になるところです。今後、新しいデバイスコードが追加登録されるか注目です。
A2229のデバイスコードはこれまで未使用?
今回登録されたデバイスコード、A2229について、iCultureは「このデバイスコードはこれまで使われたことがなく」と記しています。AppleInsiderもこのデバイスコードを、「新しいiPadのモデル番号」として取り上げています。
しかし、中国のApple公式オンラインサポートサイトの「iPadの重要な安全情報」に関するページには、A2229のデバイスコードが既に記載されています。
このペーでは、A2229について「12.9インチiPad Pro WiFiモデル:A2229」と記載しているのが確認できます。
現時点で、EECに登録されたデバイスコードと、サポートサイトのデバイスコードとの関連性は不明です。
今後数カ月以内に発売か
ロシアなどの国々が加盟するEECは、暗号化通信を行う製品の情報を発売前にデータベースに登録することを義務付けており、EECのデータベースに登録された未発売のApple製品は数カ月以内に発売されています。
Source:AppleInsider, iCulture, Apple
Photo:iGeeksBlog, 9to5Mac
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-278744/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania