NTTドコモは3月18日、Magic Leapの軽量ウェアラブルヘッドセット「Magic Leap 1」を2020年5月以降に発売すると発表しました。2020年3月末からは全国102店舗のドコモショップで展示を開始します。
現実空間と仮想空間を融合させるMR技術を利用したヘッドセット
「Magic Leap 1」は、現実空間にバーチャル映像を表示させるMR(Mixed Reality)技術を利用したウェアラブルヘッドセットです。シースルー型のヘッドセット「Lightwear」、プロセッシングユニットの「Lightpack」、コントローラーで構成されています。
グラス部分の「Lightwear」は9つのセンターを搭載し、空間を認識します。リフレッシュレートは120Hz、1,680万以上の表示色に対応します。重さは316gと平均的なヘッドホンの重さ並みです。
プロセッシングユニットの「Lightpack」は、小型ながら8GBのRAMと128GBのROMを搭載し、6コアのCPU設計でパソコン並みの性能を発揮します。連続使用時間は約3.5時間となっています。
コントローラーは6方向(上下左右前後)の動きを感知する6DoF方式を採用し、触覚振動機能を搭載します。こちらは1回の充電で最大6時間の連続使用が可能です。
2020年5月以降に発売、価格は未定
ドコモは3月25日より5Gサービスを提供開始することを発表しており、今後は5Gサービスを生かしたMRコンテンツを配信していくようです。具体的なコンテンツ内容はまだ発表されていませんが、「ロサンゼルスにいながらロンドンの同僚とランチをする」「建物が完成する前に内覧ツアーをする」といった使用例が紹介されています。
「Magic Leap 1」は2020年5月以降にドコモオンラインショップまたは全国のドコモ法人営業部門で販売を開始します。本稿執筆時点で価格等は発表されていません。
なお全国102店舗のドコモショップでは発売に先立ち、2020年3月末より「Magic Leap 1」の展示を開始します。該当店舗はドコモ公式HPより確認することができます。
Source:NTTドコモ via ITmedia NEWS
(kotobaya)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania