iPad Pro(第4世代)に搭載されたLiDARスキャナを使ってできることを紹介した動画が公開されました。著名アプリの開発者たちが語っています。
光を検出して測定するLiDARスキャナ
発表されたばかりのiPad Pro(第4世代)の外観上の最大の特徴は、デュアルカメラと一緒に設置されたLiDARスキャナです。
LiDARは、「Light Detection and Ranging」(光検出と測距)の略称で、光が対象物に到達してから反射して戻るまでの時間を測定して距離を割り出す技術です。
iPad ProのLiDARスキャナは、屋内でも屋外でも、最大5メートル先から反射する光を測定するダイレクト・タイムオブフライト(TOF)方式を利用しており、拡張現実(AR)での活用が期待されています。
著名アプリの開発者たちが解説
著名アプリの開発者たちが、自身の開発したアプリを使ってiPad ProのLiDARスキャナを紹介する動画を、テクノロジーメディアiMoreの編集者レネ・リッチー氏がInstagramで公開しています。
登場するのは、Apple Arcadeでプレイできるゲーム「Hot Lava」、3Dモデリング「Shapr3D」、人体解剖図の「Complete Anatomy」、インテリアの「Ikea Place」の開発者です。
「Shapr3D」では、壁や床、置かれた家具類を正確にスキャンしてiPad Proに再現した室内に、仕切り壁や机を配置する様子が描かれています。
「Complete Anatomy」では、人物の骨格を検知し、腕を上下させる動作に対応して、骨や筋肉が動く様子を観ることができます。
AppleによるiPad ProのCMにも登場する「Ikea Place」では、家具類を簡単に配置してインテリアのシミュレーションができます。
動画はこちらでご覧ください。
動画で紹介されているアプリはこちらです。
Source:Rene Ritchie/Instagram via AppleInsider
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-279554/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania