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AmazonとApple、欧州でのストリーミング動画画質を低下

Apple TV+
 
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大で人々のネット利用時間が長くなり、ネット渋滞が頻繁に発生しています。この状況を改善するため、NetflixとYouTubeに続き、AmazonとAppleも、欧州におけるストリーミングサービスの動画の画質を落とすと発表しました。
 
これらの決定は、欧州当局との電話協議の結果、下された模様です。

AmazonとApple、動画の画質を低下

AmazonはThe Guardianに対し、「COVID-19の影響で、多くの人々が一日中自宅にこもるようになり、その結果急増しているネット需要を通信サービスが確実に処理できるよう、我々はサポートする必要がある。Prime Videoは地方自治体およびインターネット・サービス・プロバイダと協力し、ネットワーク渋滞の緩和に取り組んでいる」と述べています。
 
現在、欧州でのみ動画のビットレートを下げていますが、米国を含む他の国々でも同様の措置を取る可能性があるとのことです。
 
Amazon Primeは世界全体で1億5,000万人以上の加入者を持ち、Prime Videoは世界200カ国以上で視聴可能です。
 
Appleもまた欧州において、昨年11月に開始した動画配信サービスApple TV+の画質を落としています。

30日間画質を落とすと発表

最初に欧州でのストリーミングサービスの画質を落とすと発表したのはNetflixです。同社は4月20日頃まで(正確には発表時から30日間)画質を落とすとしており、それにより欧州でのNetfllixのトラフィックは約25%減少すると見積もっています。
 
Netflixに続き、YouTubeも欧州における動画のビットレートを下げています。
 
 
Source:The Verge,The Guardian
(lunatic)

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