冬服も終わり、4月はバッグを新調したくなる季節です。実際に周りの人からも「ON／OFF使えて、パソコンが入るバッグを探しるんだけどいいのある？」なんて相談を受けることも。
そこで今回は、ガジェット対応リュックのパイオニア的存在で、アップル公認ブランドでもあるインケースの新作「2-Way Convertible Brief」（3万800円）に注目。
ON／OFF使えるデザインはもちろん、“通勤でも使いやすい2WAY使用”など魅力満載。そして実際に1週間使ってみて分かったのは、工夫された収納部の使いやすさと、想像以上に入る収納力の高さでした。
■万能な見た目と使い勝手
インケースが登場した1990年代後半、日本ではレザーバッグが主流でした。そんな中インケースは、ジャケパンスタイルと相性のいいナイロン系のPCリュックをいち早く提案し、注目のブランドに。
シンプルなデザインはもちろんPCを収納するということに関して高いパフォーマンスを発揮するディテールが満載な点が人気の理由です。
普段、カジュアルで仕事をする身なので、実はスーツやジャケパンに合わせるリュックを持っていませんでした。いつか欲しいと思いつつも、つい先延ばしに…。
そんな時に出合ったのがインケースの2WAYブリーフです。
■今のビジネススタイルにマッチしたバッグ
荷物を少なくできない性格もあり、普段使っているのは大容量のキャビンゼロ。大容量なのにパツパツ…。
それに比べてこのインケースはマチ幅9cm。これはメインスペースの幅になり、フロントポケットやPCスペースに物を詰めなければこの薄マチでいけちゃいます。フロントなどに入れた場合は約14cm（編集部調べ）と、荷物を多くしたい時にも対応してくれるバッグです。
■2WAYブリーフのバックパックは、ついで感あってしょぼそう？
2WAYバッグや3WAYバッグには、なんだか取って付けたようなショルダーハーネスがありますよね。カップリング曲がカラオケバージョン、みたいな…。
アウトドア系や有名なバックブランドはその辺しっかりしてますが、そこまで馴染みのないメーカーだとちょっと不安もあったり。
でも、このインケースのバッグはPCを持つことを前提として存在するブランドだけに、2WAYながらもリュックとして使うストレスが一切なし。両A面のバッグです。
■縦でも横でも対応してしまうフロントポケットがキモ
このバッグの一番の特徴がフロントポケットの作り。縦使いでも横使いでも、携帯や貴重品をすぐ取り出せるようになっていて、さらに収納スペースは斜めにカットされています。これによって縦でも横でもストレスがゼロでした。
おかげで、電車内ではリュックを下ろし、そのまま改札を出る時にもいちいち持ち変えずにいられました。
■PCをしっかり保護
よくPCバッグにあるのが、背面や側面は緩衝材を入れているけれど、底部分はただの生地というパターンです。むしろ、底にこそ入れて欲しいよね、なんて編集さんと話したことも少なくなかったり。
その点このバッグは、2WAYで使うからか縦にも横にも保護してくれるバッグでした。なので、ついバッグを床にドンッと置いてしまった時にも安心な作りです。
薄マチとは思えない収納力も魅力的でした。
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一度は使ってみたいと思っていたインケースのバッグ。ノートパソコンや周辺機器を常に持ち歩きたい身としては、ジャケットを着る機会が少なくても欲しくなるバッグでした。「2-Way Convertible Brief」は、薄マチな上にメインもフロントも大容量でON／OFF使い分けやすい作りという点でも、お勧めできるバッグです。
>> インケース
（取材・文／宇田川雄一）
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/285894/
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