Appleは日本時間3月25日、macOS Catalina 10.15.4、watchOS6.2、tvOS13.4の正式版を公開しました。App Storeのユニバーサル購入により、一度購入したアプリがすべてのApple製品で利用可能になります。
iOS13.4、iPadOS13.4と同時公開
Appleは、iOS13.4、iPadOS13.4と同時に、macOS Catalina 10.15.4、watchOS6.2、tvOS13.4の正式版を公開しました。
以下、各OSの主なアップデート内容です。
macOS Catalina 10.15.4
macOS Catalina 10.15.4では、iCloud Driveフォルダ共有がFinderから利用可能になったほか、保護者が子供の通話・通信相手を制御できるペアレンタルコントロール機能が利用可能になっています。
iOS13.4と同様、App Storeがユニバーサル購入に対応し、一度購入したアプリはiPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TVで使用可能になります。
アクセシビリティ機能として、頭の動きでMacを操作できるヘッドポインタが追加されています。
また、Apple Musicで歌詞をカラオケのようにリアルタイム表示する機能も利用可能となっています。
watchOS6.2
watchOS6.2では、Apple WatchからApp StoreのApp内課金に対応し、ペアリングしたiPhoneを経由せずにアプリ内購入が利用可能となりました。
また、ユニバーサル購入により、iPhoneやMacで購入したApple Watch向けアプリが利用可能となります。今後、Apple Watch向けに開発されるアプリが増えることが期待できそうです。
また、Apple Watch Series 4から利用可能になった心電図(ECG)機能が、チリ、ニュージーランド、およびトルコで利用可能となりました。
残念ながら、ECG機能が日本で利用できるようになる時期の見通しは不明です。
watchOSのアップデートには、Apple Watchが充電器に接続されていて、ペアリングしたiPhoneがWi-Fiに接続されている必要があります。
tvOS13.4
tvOS13.4は、第4世代と第5世代のApple TV向けのアップデートです。
tvOS13.4ではファミリー共有によるiTunes Storeコンテンツの共有が利用可能となっています。
このほか、小規模なデザイン変更やバグ修正などが行われています。
Source:MacRumors (1), (2), (3)
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-280316/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania