野営しながらのツーリングやサイクリングは最小限の装備で出かけたい、だからこそギアのセレクトには慎重になりますですよね。とりわけ重要なのが休息場所となるテント選び。可能な限りコンパクトにはしたいけど、しっかり休めなくては意味がないし、多少ラフな扱いにも耐える耐久性だって必要です。
そんなリクエストに応えるひとつの答えとして登場したのが、イギリス発のアウトドアブランド・Snugpak(スナッグパック)の「エクストリームシリーズ」(2万4800〜4万3800円/税別)。軽く運べてコンパクト、それでいながらミリタリースペックにも匹敵する耐水圧を備える本格派です。
イギリス北部ウエスト・ヨークシャーに製造工場を構え、シュラフやアウターなどを手がけるSnugpak。イギリス国内において同業者が次々工場を閉鎖していく中、ひたすら強靭さにこだわり続けるブランドで、その強さと品質は、英国軍やNATO軍など各地の軍事部隊でも採用されるほど。究極の環境下で機能するアウトドアギアを、世界中に送り出しています。
今回登場の「エクストリームシリーズ」も、激しい風雨の中での使用に耐えられることを目指して設計された強靭なテント。フライシートとグラウンドシートに使われる素材はミリタリースペックに匹敵する耐水圧5000mm、設営用のポールには暴風にも耐えられる強度としなやかさと備えたDAC社製ポールを採用しています。
また大きな特徴といえそうなのが、その設営方法。先にフライシートを立ち上げてからインナーテントを吊り下げるタイプなので、不安定な天候でもインナーを濡らすことなく素早く設営可能。とり急いでの休息場所を確保できるのは、シーンによってはかなり頼もしいかもしれません。
さらに野性味あふれるカラーリングも大きな魅力。おしゃれで都会的な雰囲気のサイトが多いなか、無愛想なほどのオリーブカラーはキャンプ場で強烈な個性を放ってくれそうです。
サイズ展開は3種類。室内空間に余裕がほしいなら、設営時サイズ300×130cm、高さ105cmの「スコーピオン2」(3万8800円/税別)、あるいは設営時サイズ325×195cm、高さ125cmの「スコーピオン3」(4万3800円/税別)がおすすめ。
それぞれ2人用、3人用となっていますが、手回り品の保管などを考えたらソロキャンプでもこれくらいの空間はあっていいかも。テント内部にはメッシュポケットを備えており、鍵やスマホなどをすぐ目の届くところに整理しておけるのも便利です。
あくまで携帯性を最重要視するなら、シンプルな2ポール構成の「イオノスフィア」(2万4800円/税別)という選択肢も。こちらはわずか1520gの超軽量設計、設営時サイズも265×100cmとコンパクトで、スペースが限られた場所で使うのに最適です。ただし高さは80cmとかなり低いため、あくまでソロシェルターとしてわりきった人向けといえそうです。
>> Snugpak
(文/&GP編集部)
- Original:https://www.goodspress.jp/news/286363/
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