ファーウェイがAndroidスマートフォン「P40」シリーズを発表した。フラッグシップ機としての高性能がセールスポイントで、グレードの異なる3モデルを展開する。今回は海外向けの発表となっており、日本での発売は未定。
「P40」「P40 Pro」「P40 Pro+」の3モデル展開
そして特筆すべきは、業界最高峰ともいえるカメラだ。3モデルとも、ファーウェイ製のスマートフォンとしてはおなじみのライカ製カメラを装備。レンズ構成や性能はモデルによって異なるが、最上位モデル「P40 Pro+」はペンタ(5眼)カメラを搭載し、光学10倍ズームに加えて最大100倍ズームが可能。カメラに定評があるファーウェイならではのスペックとなっている。
懸念すべき点は、アメリカによる制裁の影響でGoogle系サービスが非搭載ということ。アプリのダウンロードなどは、ファーウェイのアプリストア(AppGallery)経由で行う必要がある。ユーザーにとって大きなデメリットであることは否定できず、特にグローバル市場における売れ行きへの影響は避けられないだろう。
発売情報
参考価格は、「P40」が799ユーロ(約9万6,000円)、「P40 Pro」が999ユーロ(約12万円)、「P40 Pro+」が1,399ユーロ(約16万9,000円)となっている。トップクラスの性能を持つとはいえ、最上位モデルで20万円近い価格は驚きだ。
カラーリングは「P40」「P40 Pro」が5種類、「P40 Pro+」が2種類。「P40 Pro+」では背面にセラミック素材を採用した。今年4月以降に順次発売される見込みだが、日本での発売予定は明らかになっていない。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/120187
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
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