新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっており、イタリアを拠点とするファッション写真家のアレッソ・アルビ氏は、現在屋内待機せざるを得ない状況に置かれています。同氏は、Appleが開発したVoIP、ビデオ通話アプリ「FaceTime」を使って、モデルたちの撮影を試みました。
FaceTimeでモデルを演出、スクリーンショットで撮影
ポートレート撮影を主に行う写真家として、被写体となるモデルに会うことができなくなるロックダウン(封鎖)措置は致命的なように思えますが、アルビ氏は状況を逆手にとり、素晴らしい作品を作り出しています。
「2011年に写真撮影を始めてから、いつも何か画期的なことがしたいと思っていた」と写真メディアPetaPixelにアルビ氏は語っています。「それに加えて、今の状況(新型ウイルス感染拡大防止のための隔離)を時間の無駄だと思わずに、離れている人たちと連絡をとることの大切さを見せたかった」
アルビ氏は仕事で知り合ったファッションモデルたちにコンタクトし、FaceTimeでディレクション(演出)を行い、良いフレームをスクリーンショットに撮るという撮影方法を実践しました。
ウェブカムから撮影された写真は画質は劣りますが、「プロの写真家が安いカメラで撮影する」挑戦に似たニュアンスが出ている、とPetaPixelは評しています。
Source:PetaPixel
Photo:alessioalbi/Instagram
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania