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地元の店舗のクーポン券を購入してローカルビジネスを支える独ベルリンのプラットフォーム

新型コロナウイルスの感染が広がっているドイツの首都ベルリンで、2020年3月、飲食店やカフェ、バー、クラブなど、地元の事業者を支援するオンラインプラットフォーム「Helfen.Berlin(ヘルフェン・ベルリン)」が開設された。

・クーポン券を購入して地元の事業者を支援するプラットフォーム

ベルリン市は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、食料品や医薬品、日用品といった生活必需品の販売を除き、店舗の営業を禁止。

市内の飲食店やカフェ、バー、クラブ、劇場、小売店などの多くが休業している。

そこで、ベルリンを拠点として活動するデザイナー、コピーライター、プログラマーら、20名のボランティアが協力し、わずか1週間で、これらのローカルビジネスを支援するオンラインプラットフォーム「Helfen.Berlin」を開発。

地元ベルリンのスタートアップ企業ATENTO(アテント)のクーポン発券ソリューションを活用し、市内の店舗で利用できるクーポン券をオンラインで販売する仕組みだ。

応援したい店舗を選んで金額を指定すると、クーポン券が発行され、営業再開後、店舗で利用できる。

・ベルリン市内1300店舗以上が参加

「Helfen.Berlin」には、レストランやカフェ、ショップ、バー、美容院、美術館、ギャラリー、ライブハウスなど、ベルリンで営業する1310店舗以上が参加。

地元の事業者を地元住民が支える草の根のプラットフォームとして活用されている。(文 松岡由希子)

Helfen.Berlin

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