新型コロナウイルスが米国で猛威をふるっており、多くのApple従業員たちは自宅からのリモートワークを強いられていますが、それでもHomePod、Apple TV、iMacなどの製品の今年後半のアップデートに向けて開発が進められている、と米メディアBloombergが伝えています。
企業秘密の保つために使用されているアプリとは?
Apple従業員たちは、在宅での業務で新しいHomePod、Apple TV、新型MacBook Pro、Apple Watch、iMac、廉価版iPadの開発を行っているとされています。それぞれの製品の詳細についてBloombergの報道ではほとんど触れられていませんが、代わりにどのようにリモートワークが行われているかが記されています。
ミーティングは電話とビデオ会議で続けられており、AppleのFaceTime、Slack Technologiesのアプリ、Cisco SystemsのJabberやWebExが企業秘密を保つために使用されているとのことです。ファイル共有には、Salesforce.comのQuipとBoxが使われていると報じられています。
従業員は自宅でハードウェアも開発
Bloombergは、5G対応のiPhone12は予定どおり今年秋に発売されるとの見方を再び強調しており、iOS14やwatchOS7などのソフトウェアリリースに向けても準備が進められていると述べています。しかしながら、どの従業員が未発表のiOSソフトウェアを家に持ち帰ることができるかは厳格に規制されており、組織の最高レベルの許可が必要になるとしています。
またAppleは、政府のロックダウン(封鎖)措置に対応するため、従業員に自宅でのハードウェア開発も認めているとも伝えられています。
暗い空気を少しでも明るくするため、Appleは従業員の在宅業務環境のフォトコンテストも開始した、という事実も述べられています。
Source:Bloomberg
Photo:Daniel L. Lu/Wikimedia Commons
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-281164/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania