パンデミックにより人や国の物理的距離が生まれるなか、テクノロジーのおかげでなんとかつながりを保つことができている。
大きな役割を担っているのがFacebookだが、同社は巨大なつながりを活かした「コミュニティヘルプ」機能で新型コロナウイルスに対抗するかまえだ。
コミュニティヘルプ機能では、新型コロナウイルスの影響で困っている人が、コミュニティに助けを求めることができる。
・ご近所での共助に役立つ
この機能は、もともと4年前にリリースされたもので、今回のパンデミックを受けて利用範囲を拡大した。
自然災害の際には避難所の場所や物資の状況などを知るツールとして機能する。パンデミックの際も情報ハブとして役立ち、人手や物資、資金などのリソースを、余裕のあるところからひっ迫しているところに流すのが目的だ。
同機能を通して、例えば食料配達のボランティアを募集し、近所で力になりたいと考えている人とマッチングできる。
・資金を必要とする地元の活動への募金にも
また、地元の募金活動への寄付を呼び掛けることもできて、公衆衛生の促進などに貢献できそうだ。
Facebookは、新型コロナウイルス(COVID-19)情報センターを開設し、信頼性の高い情報が閲覧できるようになったのはご存じだろう。直近では医療従事者やニュースメディアへの資金援助も発表。世界にユーザーを抱える巨人としての役割を果たしてくれている。
コミュニティヘルプ機能は、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、カナダの5カ国で数日中に展開される。その後数週間でほかの国でも利用できるようになるとのことで心強い。
参照元:Making It Easier for People to Request or Offer Help in Their Communities/ Facebook Newsroom
- Original:https://techable.jp/archives/120549
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:YamadaYoji