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ソフトバンクとKDDI、合弁会社「5G JAPAN」設立〜5Gの地方展開を推進

5G JAPAN
 
ソフトバンクとKDDIは4月1日、5Gネットワークの地方展開を加速するために、合弁会社「5G JAPAN」を設立したと発表しました。両社の基地局資産を相互利用するインフラシェアリングで、5G基地局の整備を進めます。

5G用電波の弱点を

ソフトバンクとKDDIによる合弁会社「5G JAPAN」は、2019年7月に発表された5G用基地局の共同整備に関する合意に基づいて設立されました。
 
5G通信に使用される28GHz帯や3.7GHz帯といった周波数帯の電波には、障害物に遮られやすく届く範囲が狭いという弱点があり、5Gを全国展開するには膨大な数の基地局が必要となります。
 
5G JAPANは、ソフトバンクとKDDIの両社が持つ基地局資産を効率的に共有するインフラシェアリングを行い、5G基地局の工事設計や施工管理を行い、地方における5Gネットワークを早期に整備することを目指します。

「iPhone12」発売に向け高まる5Gへの関心

5Gは、2020年3月下旬からソフトバンクNTTドコモKDDIの3社が商用サービスを開始しています。
 
しかし、サービス開始時点で5G通信を利用できるエリアは非常に限定的です。
 
今後、5Gが日常的に使われるようになるためには、全国的な基地局整備が課題となるだけに、5G JAPANによる5G基地局整備に期待がかかります。
 
2020年秋と予測される、5G対応の「iPhone12」発売の前後には、5Gに関心を持つユーザーがさらに増えることが見込まれます。
 
 
Source:ソフトバンク, KDDI, 5G JAPAN
(hato)

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