ウェアラブル端末を使ったアクティビティトラッキングサービスをサブスクリプション制で提供するWhoopが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の早期発見を目指し、複数の研究機関と共同研究を行うことが明らかになりました。
疾患者は症状が出る数日前に呼吸速度が速くなる傾向
月額30ドル(約3,270円)でウェアラブル端末のリースとアクティビティ分析サービスを提供するWhoopは、米オハイオ州のクリーブランド・クリニックとオーストラリアのセントラルクイーンズランド大学と共同で、COVID-19の早期発見に関する研究を開始する見通しです。
Whoopの最高経営責任者(CEO)のウィル・アハメド氏によれば、すでに同社のアプリにはCOVID-19の検知機能が追加されているとのことで、これまでに「COVID-19の疾患者は症状が出始める2日〜3日前に呼吸速度が速くなる傾向があることがわかっている」と同氏は米Fox Newsのインタビューで答えています。
Talking @whoop and our COVID-19 research on FOX. Respiratory Rate a potential indicator before symptoms. pic.twitter.com/Z8nG6mZ8Hn
— Will Ahmed (@willahmed) April 3, 2020
なお、Appleもアメリカ疾病予防管理センター(CDC)とパートナーシップを組み、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを自己診断できるツールの提供を開始しています。
Source:Cult of Mac
Photo:Whoop
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-282010/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania