楽天モバイルが、同社の携帯キャリアサービス「Rakuten UN-LIMIT」のバージョンアップを発表。パートナー回線接続時のデータ容量上限・通信速度制限を緩和し、ユーザーにとっての利便性が増す。なお、同サービスの提供は本日からスタートしている。
バージョンアップの詳細
今回、月額2,980円の無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT」が2.0にバージョンアップ。これにより、自社回線以外のパートナー回線エリアにおける「データ容量上限(1カ月で2GB)・データ容量消費後の通信速度制限(最大128kbps)」を、それぞれ「データ容量上限(1カ月で5GB)・通信速度制限(最大1Mbps)」へとアップグレードする。
昨今の新型コロナウイルス流行によって、在宅ワークやオンライン教育実施の機運が高まっており、それに伴う通信需要の増加へ対応する狙いもあるようだ。
「Rakuten UN-LIMIT」のサービス提供は既に始まっている。アップグレードされた「データ容量消費後の通信速度制限(最大1Mbps)」は本日から、「データ容量上限(1カ月で5GB)」は4月22日から順次適用されるとのこと。対象は、同サービスを契約する全てのユーザーとなっている。
今後の勢いに要注目
ついに本格的なサービス提供がスタートした「Rakuten UN-LIMIT」は、楽天回線エリア内のデータ通信と、アプリ「Rakuten Link」を利用した国内通話を、原則として無制限で利用できる点が魅力だ。
月々の料金が2,980円とリーズナブルであることもセールスポイントで、「第4のキャリア」としての勢いに注目が集まっている。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/121114
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ