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新コロでロックダウン下の写真家が「FaceTime」でポートレートを撮影

facetime 写真
 
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、多くの国や地域でロックダウン(都市封鎖)が行われています。現在ロックダウン下にある英国人の写真家が、「FaceTime」を使って人々のポートレート撮影を試みたと伝えられています。

スマホカメラはローファイの美学がある

FaceTime」とは、Appleが開発したVoIP、ビデオ通話ソフトウェアアプリケーションで、Apple製品に標準搭載されています。
 
英国の写真家のティム・ドンク氏は、普段は結婚写真を専門としていますが、国全体がロックダウン下にあり人と会うのが困難な状況が続いているため、FaceTimeでポートレート撮影を行うことを思いつきました。
 
プロの写真家が仕事をするには高価な機材が必要と思われがちですが、写真撮影とは光とフレーミングを理解することであり、リモートでもモデルにうまく指示を与えることができれば、スマホでも良い写真を撮影することは可能です。
 
ドンク氏は写真専門メディアPetaPixelに次のように語っています。
 

まず、良い光を探すか、ブラインドやカーテンで作るところから始めた。(被写体は)家の中を走り回らないといけないが、これが撮影時のエネルギーになる。あとはクリエイティブに楽しむだけ – 自分自身と現在の状況(ロックダウン)からの転換さ!

 
もちろんスマホの写真のクオリティは一眼レフには敵いませんが、ドンク氏は「ローファイの美学がある」とコメントしており、むしろノイズを利用しているようです。
 


 


 


 


 
3月末には、イタリアのファッション写真家が隔離された中でFaceTimeでモデルの撮影を行っていると報じられたばかりです。
 
 
Source:PetaPixel via 9to5Mac
(lexi)

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