世界220カ国以上で展開する空き部屋マッチングサービスAirbnb(エアビーアンドビー)は、2020年4月、オンラインで様々な体験が楽しめる「Online Experiences(オンライン・エクスペリエンス)」を創設した。
・ユニークな体験をオンラインで楽しめる
しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するべく世界各国で行動制限や入国制限が実施されるなか、2020年4月末まで、このサービスを休止している。
人と人とのつながりをコアなミッションに位置づけているAirbnbは、自宅で過ごす人がユニークなひとときを楽しめ、専門的な知識やスキルを持つ人がこれをオンラインで提供することで収入を得られるよう、「Online Experiences」を開設。
オンラインミーティングツール「Zoom」でホストとゲストをつなぎ、郷土料理を学べる教室や、瞑想・ヨガのレッスン、手品のレッスン、絵画教室など、50種類以上バーチャル体験を楽しめる仕組みだ。
・観光業でオンラインを活用する試みが広がる
同様の取り組みとしては、旅行口コミプラットフォーム「TripAdvisor」傘下の観光ツアー予約サービス「Viator」でも、オンラインでの体験を取り扱う「#RoamFromHome」を4月から開始した。
新型コロナウイルス感染拡大によって深刻な影響を受けている観光業界で、オンラインを活用した新たな試みが始まっている。(文 松岡由希子)
- Original:https://techable.jp/archives/121505
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Matsuoka