AppleのスマートスピーカーHomePodの廉価版が今年中の発売に向けて開発が進められており、紛失防止タグ「AirTag」も年内に登場する、と米Bloombergが伝えています。
廉価版HomePodはデザインはそのままでサイズは半分
Appleはデザインはほぼ同じでサイズが約半分のHomePodの廉価モデルの販売に向けて動いている、と開発状況に詳しい情報筋は述べています。
デバイスは開発フェイズに入ってからすでにすでに数カ月間が経過しており、計画遅延も幾度にもわたって生じているとされていますが、今年後半の発売に向かって開発が進められているとのことです。
スマートスピーカーの価格が下がることにより、現在市場を席巻しているAmazonやGoogleなどのライバル社のデバイスと競合できるようになるのはないかと期待されています。
販売台数では決して成功を収めているとは言えないHomePodですが、音質では他社デバイスに勝っているとの評価もあります。
価格以外にも、HomePodが他社デバイスに見劣りする理由として、対応する音楽ストリーミングサービスが少ないこと、Appleの音声アシスタントSiriの能力が限られることが挙げられています。
Appleは昨今Siriの強化を図るため、AI関連技術のスタートアップ企業の買収を積極的に行っています。
「AirTag」も早ければ年内に発売か
Appleは、紛失防止タグ「AirTag」も年内の発売に向けて準備中である、とBloombergは同時に報じています。
AirTagは、すでに市場に出ているTileトラッカーに近いガジェットになるとみられており、iPhone11シリーズに搭載されている超広帯域(UWB)対応のU1チップでさらに威力を発揮するのではないかと期待されています。
Appleの新製品の計画に詳しい人物によれば、同社は新型MacBook Pro、次世代Apple TV、廉価版iPad、新しいiMacも開発しているとのことです。
Source:Bloomberg
Photo:AppleInsider
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania