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iPhone12の発売時期 サプライヤーの予想は1カ月遅れか

iPhone12 concept bengeskin
 
iPhone12の発売時期について、例年通り9月というものから、2021年にずれ込むというものまで多くの予想が伝えられています。iPhone12用5Gモジュールを供給予定のサプライヤーは、1カ月程度の遅れを予想しているようです。

量産準備は整っているが

DigiTimesが有料購読会員向けに配信したレポートによると、TSMCやASE Technologyは、iPhone12用5G mmWave AiPモジュールの量産準備が整っているようです。しかしこれらのサプライヤーは、製品納入計画に関する明確な指示をまだ受けておらず、Appleからの連絡を待っている状態とのことです。

量産開始、納入日の指示が出ていない

Appleは、製品の製造にジャスト・イン・タイム生産方式を採用していると伝えられています。この方式を採用すれば、「必要なものを,必要な量だけ,必要なときに」調達して生産することで、余分な在庫を減らすことが可能です。よって、部品を供給するサプライヤーはAppleの指示に基づき、「何を、何個、決められた日時に」納入する必要があります。
 
iPhone12シリーズの4機種全てが対応すると噂の5GのキーコンポーネントであるmmWave AiPモジュールの量産に向けた指示が、現時点でもまだ出ていないことから、サプライヤーは1カ月程度の遅れを予想しているようです。

iPhone12の発売は10月以降か

iPhone12シリーズの発売時期について、複数の予想が伝えられています。DigiTimesJP Morganジョン・プロッサー氏は、10月から11月と予想しています。
 
 
Source:DigiTimes via AppleInsider
Photo:Ben Geskin/Twitter
(FT729)

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