Appleが発行するクレジットカードApple Cardに、拡張現実(AR)を組み合わせた、便利そうなコンセプト動画が公開されました。
チタン製の美しい物理カードが注目の的
AppleがGoldman Sachsと提携して2019年8月から発行しているApple Cardは、表面にAppleロゴとユーザーの名前だけがレーザー刻印された、チタン製のシンプルで美しい物理カードが注目を集めています。
ARや仮想現実(VR)関連のプロダクトデザイナーとして活動するボロディミュル・クルバトフ氏が、iPhoneのカメラにApple Cardを認識させるだけで、iPhoneのWalletアプリを使わずに利用履歴などを表示できるコンセプト動画を公開しました。
2020年秋の「iPhone12」には、新型iPad Proと同様、AR性能向上のためのLiDARスキャナが搭載されると見込まれることから、実現を期待したくなります。
カメラ認識だけでカードの各種情報をAR表示
カードの表面をカメラで読み込むと、カードの横に月間収支が表示されます。
カードを裏返すと、最近の取引履歴を確認できるほか、
カード表面をスワイプすると、カテゴリ別に自動集計したグラフも表示できます。
さらに、カードの表面で指をスライドするだけで利用上限額の変更もできてしまいます。
クルバトフ氏によるコンセプト動画は、こちらでご覧ください。
Apple Card、将来は日本でも利用可能に?
Apple Cardは、アメリカからサービスが開始されていますが、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)はアメリカ以外での国際展開の計画があると明言しています。
Appleは、日本でも「Apple Card」の商標登録を出願していることから、将来的に日本でも利用可能になることが期待されます。
なお、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の状況を踏まえて、AppleはApple Cardの支払い期限を猶予する対応をとっています。
Source:Volodymyr Kurbatov/YouTube via Cult of Mac
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-283220/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania