現地時間の4月15日に発表されたばかりのiPhone SE(第2世代)ですが、超広帯域(UWB)に対応する「U1チップ」は搭載されていないことがわかりました。
iPhone11シリーズに搭載のU1チップ
空間認識のための超広帯域テクノロジーを使用する「U1チップ」は、iPhone11シリーズで始めて導入されました。
iPhone11シリーズは、U1チップを搭載した他のApple製デバイスの場所を正確に認識でき、Appleは「まるで、リビングルームほどの空間で機能するGPSのよう」と謳っています。
U1チップを使用することで、AirDropでのファイル共有時に、iPhoneを相手のデバイスに向けるだけその人たちがリストの最初に表示されます。
iPhone11シリーズ搭載のU1チップは、Appleが早ければ今年中にも発表すると期待されている紛失防止タグ「AirTag」にも使用される可能性があるといわれています。
iPhone SEの仕様のページに記載なし
Apple公式WebサイトのiPhone SE(第2世代)の仕様のページには、同デバイスにU1チップが搭載されているという記載は確認できないため、チップは非搭載の可能性が濃厚とされています。
3月18日に発売となった新型iPad Proも当初U1チップ搭載が噂されていましたが、AirDropの新機能が使用できないこと、プレスリリースでチップについての言及がなかったこと、iFixitの分解でチップが見つからなかったことなどを理由に、著名ブロガーが「U1チップは搭載されていない」という結論に達しています。
Source:Apple via AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-283431/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania