Appleがモジュラーデザインのワイヤレスヘッドホンを開発している、と米Bloombergが報じています。パーツを交換することで、1つのヘッドホンで快適モードとスポーツモードの切り替えが行えるようになるかもしれません。
イヤーパッドは磁石で固定
Appleは、最低でも2種類のハイエンドオーバーイヤーヘッドホンの開発を行っていると伝えてられています。1つはレザーなどの材質でできたプレミアムバージョンで、もう1つはより軽く、通気性の良い材質を使用したフィットネス用モデルであるとのことです。
ヘッドホンの試作品には、レトロ調の回転可能な楕円形のイヤーカップと、薄い金属のアームでできたヘッドバンドが見受けられるとされています。
イヤーパッドとヘッドバンドのパッドは磁石で取り付けられるようになっており、ユーザーにより取り替え可能とのことです。イヤーパッドを磁石で固定するアプローチは、Master & DynamicやBowers & Wilkinsのアプローチに似ている、とBloombergは独自の意見を述べています。
AirPods Proのノイズキャンセリング技術を使用
Appleのハイエンドヘッドホンには、AirPods Proのノイズキャンセリング技術が使用されており、Siriによる音声コントロールや、タッチ感応による制御も可能になる見通しです。
Appleのオーバーイヤーヘッドホンは、現在350ドル(約37,600円)前後で販売されているBose、Sennheiserや、ソニーの製品と競合するとみられています。
ヘッドホンの組み立ては中国のGoertekが担うとの情報もありますが、同社はまだ新型コロナウイルスのパンデミックから立ち直っていないとも報じられています。
また、中国への渡航が容易でないこともあり、オーディオ製品の最終テストが別の形で行われる可能性も指摘されています。
Source:Bloomberg via AppleInsider
Photo:Master & Dynamic, Bowers & Wilkins
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania