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ミニLED搭載12.9インチiPad Pro発売は2021年に「ずれ込む」

iPad Pro Apple
 
開発中と噂のミニLEDディスプレイを搭載した12.9インチiPad Proの発売は、2021年初めまで遅れるとの予想を、アナリストが明らかにしました。

「パネル設計が複雑」なのが遅延の理由か

広発証券(GF Securities)のアナリスト、ジェフ・プー氏は、投資家向けに配布したメモにおいて、新しいミニLEDディスプレイ搭載12.9インチiPad Proの開発が「パネル設計が複雑」なために遅れている、と述べています。

著名アナリストは昨年4月からミニLED搭載iPad登場を予測

TF Securitiesのアナリストであるミンチー・クオ氏は2019年4月頃から、Appleが自社デバイスにミニLEDディスプレイを採用するとの予測を繰り返し発表しています。
 
2019年9月には、ミニLEDディスプレイを搭載したiPadとMacBookが2020年後半〜2021年半ばに発売されると予測、今年3月にはさらに詳しく、年内に同ディスプレイを搭載したデバイスが6種類発売されると予測しています。これには先述した12.9インチiPad Proのほか、10.2インチiPad、7.9インチiPad mini、27インチiMac Pro、16インチMacBook Pro、14.1インチMacBook Proが含まれています。
 
ミニLEDディスプレイ搭載iPad Proの登場を予想しているのはクオ氏だけではありません。台湾メディアDigiTimesも3月に、ミニLEDディスプレイを採用したiPad Proが、2020年第4四半期(10月〜12月)に発売されると報じました。

注目のプロッサー氏は異なる予想をツイート

一方iPhone SE(第2世代)の発表日予想を的中させたジョン・プロッサー氏は3月、A14Xチップを搭載、5G対応で、その他のハードウェアの変更はない(つまりミニLEDディスプレイを搭載しない)新型iPad Proが2020年末までに発売される予定であるものの、遅れる可能性があると、Twitterに投稿しています。この予想が正しいとすれば、A14Xチップ搭載のモデルとミニLEDディスプレイ搭載モデルが立て続けに発売されることになってしまいます。
 


 
Appleは3月にiPad Proを発売したばかりですが、LiDARスキャナを搭載した以外は、それほど大きな機能向上はありませんでした。GPUコア数がA12Xから1コア増えたと思われていた「A12Z Bionic」チップは、A12Xの無効になっていた1コアを有効にしただけだということが判明しています。

 
 
Source:MacRumors
(lunatic)

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