オムロン ヘルスケア株式会社と一般社団法人テレメディーズおよびポート株式会社の3社は、インターネットを利用した血圧モニタリングおよび高血圧に関する医療相談サービスの無料提供を開始することを発表。新型コロナウイルス感染症の二次感染リスクを抑えて高血圧治療の継続を促すことを目的とした対策だ。
・オンライン支援サービスの一部機能を無料化
「テレメディーズ® BP」は、「続けやすく確実な 高血圧診療の実現を目的」としたサービスで、デジタル血圧手帳、高血圧に関する医療相談・受診勧奨および高血圧オンライン診療実施のプラットフォームとして2019年5月から提供を開始している。
「オンライン医療相談サービス」の無料化によって、初診から受診可能なオンライン高血圧診療に必要な支援サービスを提供していく考えを明らかにしている。
・血圧データをもとに医療相談が可能に
「テレメディーズ® BP」を利用することで、自宅で測定した血圧データを、総合内科および内科領域別専門医、医療スタッフと共有し、高血圧に関する医療相談ができるようになるが、これにより高血圧治療における定期的な通院を減らすことが可能になり、新型コロナウイルス感染症の二次感染リスクを低減する効果を期待できるという。
健康管理だけでなく、感染拡大のリスクの観点からも効果的な取り組みといえそうだ。提供期間は4月8日から5月6日まで。
さらに同社は、今回の取り組みをきっかけに、有事にも平時にも活用できる、健康寿命延伸を目指した一気通貫の高血圧オンライン診療支援サービスとして、さらなる開発・実装を進めていきたいと述べている。
- Original:https://techable.jp/archives/121628
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka