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リビングでエンタメを満喫できる最新オススメAV機器17選【即買いヒットアイテム】

【特集】即買いヒットアイテム

「もう自宅には飽き飽き」という人も少なくないだろう。しかし裏を返せば、マイルームやリビングのAV環境を拡充するには絶好の機会。そこで、こだわり派のあなたにピッタリな最新アイテムを達人が厳選チョイス! これでおこもりライフがさらに充実すること間違いなしだ。

 

【教えてくれた人】
家電評論家 コヤマタカヒロさん
デジタルガジェットや白物家電を専門分野として執筆活動を展開するモノ系ライター。スタートアップ経営者などのインタビューや企業のアドバイザーなども行う。

 

■自分に合った動画配信サービスと対応機器を見極めよう

近年 “おうちエンタメ” がどんどん進化してきている。そのひとつがハード面の充実だ。薄型テレビは、8K画質で映像を映しだせる大型テレビが手の届く価格で登場。例えば、シャープの「アクオス  8T-C60AX1」は8Kの60インチテレビだが、30万円台から購入できる。ワイヤレス接続ができるポータブルタイプの防水テレビがあればキッチンや浴室などもエンタメが楽しめる空間へと早変わり。手軽に大画面を楽しみたければ、壁一面にプロジェクターで映像を映し出すのも面白い。

そしてソフト面では、Netflixをはじめとする動画配信サービスが普及。ネットに接続するだけで映画やドラマ、アニメなどをより手軽に、見たいときに見られるというわけだ。

さらには高音質の迫力サウンドが出力できるスピーカーなどを用意すれば、映画館と同様の迫力空間が作り出せる。この春、ぜひ、おうちエンタメ環境を充実させよう!

 

■最新オススメAV機器はこれ!

1. Android TVだから新サービスにも対応可能

ソニー
「ブラビア KJ-65X9500G」(実勢価格:29万7000円前後)

多くの動画サービスに標準対応。今後、新たな動画サービスが登場しても対応できる。音声で動画検索できるのも便利です(コヤマさん)

直下型LEDバックライトを採用した液晶テレビのフラグシップモデル。さまざまな定額動画配信サービスに対応しているAndroid TVを採用しており、アプリがすばやく起動できるのも魅力のひとつ。多彩なコンテンツが楽しめる。

▲Android TVを搭載。さまざまな動画配信サービスが4Kはじめ、高画質で楽しめるのも注目だ

 

2.  HDMI端子に挿すだけで、どんなテレビでもスマートTVに

Amazon
「Fire TV Stick 4K」(6980円)

古いテレビでも最新のスマートTV同様になります。 Amazon以外の動画サービスに対応しているのも便利です(コヤマさん)

AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画配信サービスが試聴できるようになるスティック型デバイス。テレビのHDMI端子に装着して、Wi-Fiに接続するだけ。4K対応スティックや、4K HDR表示ができるキューブタイプも用意。

 

3.  場所を選ぶことなく映像コンテンツが楽しめる

パナソニック
「プライベートビエラ UN-15TD9」(実勢価格:6万7000円前後)

浴室やキッチン、寝室などに持ち運んで利用可能。 YouTubeやHulu、dTV、DAZNなどに対応しています(コヤマさん)

15インチのモニター部とワイヤレスで接続できるチューナーに分かれた防水テレビ。約3時間の映像視聴ができるバッテリーを内蔵。チューナー部とワイヤレス接続できる範囲なら、自在に持ち運んで映像視聴ができる。

■高精細な4K/8K画像をとことん楽しみたい!

新しくテレビを購入するなら8Kに対応した製品を選択肢に入れたい。フルHDの16倍、4Kの4倍の超高精細映像を表現できる8Kテレビは、60型の大画面を至近距離から見ても、ドットがほとんど見えないほどの精細感。そんな8Kテレビなら、見慣れたコンテンツでもまた違った映像の楽しみ方ができる。

4. 地デジの映像も8K画質にアップコンバート

シャープ
「アクオス 8T-C60AX1」(実勢価格:33万円前後)

発売から1年半が経ち、値段も手頃に。USB外付けHDDを接続すれば8K録画も簡単です(コヤマさん)

 

業界に先駆け8Kチューナーを内蔵して発売した60インチ8K液晶テレビ。USB外付けHDD装着で8K番組の録画に対応するほか、4Kダブルチューナーも搭載。液晶パネルには「8K倍速液晶」を採用している。

▲2K/4Kの映像を高精細にアップコンバートする映像処理エンジン「AQUOS 8K Smart Engine PRO」を搭載する

▲照明の映り込みを抑えて鮮やかな黒が再現できる低反射「N-Blackパネル」を採用。 8Kパネルならではの高い色を表現

 

5. 定額動画サービスも8K画質に高画質化

ソニー
「ブラビア KJ-85Z9H」(実勢価格:220万円前後)

85型という圧倒的なサイズで、8Kの超高精細表示による、クリアで引き締まった映像が楽しめます(コヤマさん)

8K画質のために開発した高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載するブラビアMASTER Seriesの大画面8Kテレビ。8Kチューナー、4Kチューナ ー、地デジ、BS/CSチューナーをそれぞれ2基ずつ搭載する。

▲ディスプレイ上部にスピーカーを配置。アルミ製スリムベゼル「Blade」のデザインと一体化している

 

6. 4K放送の2番組同時録画に対応

パナソニック
「ディーガ DMR-4W400」(実勢価格:9万2000円前後)

4K画質を保ちながら長時間録画ができるのが便利。コンテンツに合わせて画質を自動調整できます(コヤマさん)

 

4TBの大容量ハードディスクを搭載し、4K放送を4K画質のまま録画できるブルーレイレコーダー。4K放送も長時間モードで録画可能。番組の内容に合わせて自動的に画質を調整する「4K 8~12倍録モード」が利用できる。

▲4K HDR画質に対応したUltra HDブルーレイの再生にも対応。4K長時間録画した番組もディスクに保存できる

 

■映画を大迫力映像&サウンドで鑑賞したい!

映画などの映像コンテンツを楽しむ上で重要なのが、映像をできる限りオリジナルに忠実に高画質で描くこと。そして、もうひとつが臨場感豊かなサウンドで包み込んでくれることだ。そのために欠かせない最新のテレビとスピーカーを紹介しよう。

7. 鮮やかな黒表現と色彩が魅力の有機ELテレビ

ソニー
「ブラビア KJ-65A9G」(実勢価格:50万円前後)

パキッとした鮮やかな色表現が魅力的。薄型でスリムベゼルのデザインながら音質面も評価できます(コヤマさん)

豊かな色表現力で、鮮やかに映像を描く有機ELテレビ。スポーツやドキュメンタリーなどもリアルな表現で没入感を高めてくれる。画面が振動して音が出る「アコースティック サーフェス オーディオプラス」を搭載。

▲テレビの裏にサブウーハーと画面を振動させて音を発生させるアクチュエーターを2基ずつ搭載する

 

8. テクニクスの設計思想を取り入れた高音質設計&ワイヤレスサブウーハー付属

パナソニック
「SC-HTB900」(実勢価格8万5000円前後)

HDMIケーブルでテレビと接続するだけで臨場感が飛躍的にアップ。セリフなども聞き取りやすくなります(コヤマさん)

パナソニックの高級オーディオブランド「Technics(テクニクス)」のフルデジタルアンプを搭載した3.1chシアターシステム。先進の音響技術を採用したサラウンド機能Dolby Atmos、DTS:X、DTS Virtual:Xに対応。「Chromecast built-in」により音楽配信サービスも利用できる。

 

9. スリムなバーの中にサブウーハーを内蔵

デノン
「DHT-S216」(実勢価格:2万4000円前後)

バーのみながら、重低音もしっかり再現。映画だけでなく音楽コンテンツにも最適です(コヤマさん)

サブウーハーを内蔵することで、豊かな重低音が表現できる2.1chサウンドバー。一切の高音質処理を行わず原音に忠実な音を出力する「Pure」モードを搭載。バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」にも対応する。

 

10. Android TVを内蔵した多機能サウンドバー

JBL
「LINK BAR」(実勢価格:4万3000円前後)

テレビの音を高音質化できるだけでなく同時にスマートTV化。スマートスピーカーとしても使えます(コヤマさん)

OSとしてAndroid TVを搭載したサウンドバー。古いテレビにスマートTV機能と高音質サウンドがプラスできる。 Android TVでは各種動画配信サービスが視聴可能。また、スマホの音楽もワイヤレス再生できる。

■臨場感満点の空間でスポーツ観戦!

好きなスポーツなどの映像で盛り上がりたいのなら、プロジェクターを使って壁一面に映像を投影するのがおすすめ。幅約2.5mの壁があれば100インチ以上の大画面が投影できる。このサイズなら選手は実物大以上に映し出すことができ、迫力は満点。手軽に設置できるプロジェクターが増えているため、導入のハードルも低くなっている。

11. コンパクトサイズで手軽に映像を投影

Anker
「Nebula Capsule Ⅱ」(実勢価格:5万9800円前後)

どこでも大画面で投影可能。壁から約3m離せば100インチサイズが映せます。フォーカスを自動調整できるのも便利(コヤマさん)

Android TVを搭載した円筒型のモバイルプロジェクター。スマホなどを接続することなく、さまざまな動画配信サービスが利用できる。内蔵バッテリーで約2.5時間の映像投影が可能。Googleアシスタントによる音声操作にも対応する。

▲NetflixやAmazon Prime Videoなどのアプリをダウンロードして、映画などを映し出せる

 

12. レーザー光源を採用した小型のプロジェクター

エプソン
「dreamio EF-100B」(実勢価格:9万8000円前後)

レーザー光源なので小型ながらパキッと明るく映像が投影できます。デザイン性が高いので部屋の中央にも設置可能です(コヤマさん)

インテリアになじむ上質なデザインを採用したコンパクトなプロジェクター。正面だけでなく天井への投影も可能。本体内にAndroid TVのスティック端末の収納ができるようになっており、スティック端末付属モデルもラインナップしている。

 

13. 天井に設置した照明から壁に映像が映し出せる

popIn
「ポップインアラジン」(実勢価格:7万9800円前後)

天井に設置するので配線や場所を気にする必要なし。レコーダーがあればテレビも録画した番組も視聴可能です(コヤマさん)

プロジェクター機能を内蔵したLEDシーリングライト。最大120インチで映像を投影可能。動画配信サービスなどのエンタメや子供向け教育アプリを中心にさまざまなコンテンツを用意。専用リモコンを使った音声操作もできる。

 

■高音質サウンドでライブを満喫!

アーティストのライブや音楽を高音質で楽しみたいなら、リビングのサウンド環境を改善しよう。手軽に高音質で音楽が楽しみたいなら、ハイレゾ対応のネットワークスピーカーがおすすめ。複数用意することでサウンドをさらに強化できます。また、大音量が出しにくい場合はウエアラブルタイプも選択肢となる。

14. 周りへの音を気にせず大迫力サウンドが楽しめる

ソニー
「SRS-WS1」(実勢価格:2万円前後)

耳のすぐ近くにサウンドユニットがあるので音に包まれている感じ。振動もあり、低音量でも迫力が楽しめます(コヤマさん)

首にかけることで、耳の真下から迫力のサウンドが再現できるウエアラブルネックスピーカー。ヘッドホンとは違い耳を塞がないので開放的なサウンドが楽しめる。音に連動したバイブレーションによる刺激も体験できる。

 

15. スマート機能を備えた高音質ネットワークスピーカー

デノン
「DENON HOME 150」(実勢価格:3万2000円前後)

高音質のUltra HD楽曲が手軽に楽しめます。また、 Bluetoothスピーカーとしても利用可能です(コヤマさん)

Amazon Music HDやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスに対応した小型ネ ットワークスピーカー。Amazon Alexaによる音声コントロールにも対応。2台用意することでステレオ再生にも対応する。

 

■自宅にこもってテレビ三昧!

ドラマやアニメ、バラエティ番組など、地デジの番組を見る機会が多いなら、全ての番組をまるごと録画する “全録” がおすすめ。事前に録画予約を行う必要がなく、後から録画した番組をさかのぼって視聴できる。すべて録画済みだからこそ、予約ミスで見られないという心配がないのだ。

16. 地デジ6chを約3日分まるごと録り貯められる

東芝
「レグザ 55Z740X」(実勢価格:21万円前後)

番組表を遡りながら好きな番組の視聴が可能。録画を意識することなく好きな番組を好きなタイミングで見られます(コヤマさん)

全面直下LEDバックライトの採用により引き締まった黒が再現できる液晶テレビ。専用の外付けHDDを取り付けることで地デジ6ch分を最大80時間まるごと録画できるタイムシフトマシン機能が利用できる。

 

17. 1クールのアニメやドラマを全部自動録画・保存

パナソニック
「ディーガ DMR-4X600」(実勢価格:18万7000円前後)

チャンネルをまるごと録画しているため、SNSなどで後から見たかった番組を知っても安心です(コヤマさん)

6TBのHDDを内蔵し、2K放送4チャンネルを28日間分丸ごと保存できるブルーレイレコーダー。アニメやドラマだけを最大90日間保存しておく機能も用意。また、自動録画とは別に新4K衛星放送も2番組同時録画できる。

■国内の主要動画サービス徹底比較

自宅で映画やドラマ・アニメなどを楽しむ上で、今や動画配信サービスの利用は欠かせない。 重要なのは、見たいコンテンツを用意しているサービスを選ぶこと。主要な動画配信サービスの特徴を紹介しよう。

▼「U-NEXT」

NHKオンデマンドなども楽しめる 
新作を含めて多くの映画やアニメ、 ドラマなどをラインナップしているサービス。会員になると毎月1200ポイントが付与され、それで新作映画などレンタル作品も見られる仕組み。また、電子書籍サ ービスも利用できる。

【DATA】
・見放題コンテンツ数:14万本以上
・PPV(個別課金):あり
・画質:SD/HD/フルHD/4K
・月額料金(税別):1990円(1200ポイント含む)

▼「Netflix」

動画配信サービスで世界をリード
世界最大級の動画配信サービス。多くの有名映画やドラマ、話題のアニメを配信。また、世界各国で制作したオリジナルドラマやバラエティ番組が充実しているのが特徴。特に海外ドラマやドキュメンタリーが充実している。

【DATA】
・見放題コンテンツ数:非公開
・PPV(個別課金):なし
・画質:SD/HD/フルHD/4K
・月額料金(税別):800円/1200円/1800円

▼「Amazon Prime Video」

Amazonプライム会員の特典のひとつ
Amazonプライム会員になると視聴できる定額動画サービス。低価格ながらオリジナル作品も数多く揃えているのが魅力。新作映画などのレンタルも用意しており、Amazonを利用しているなら欠かせないサービスだ。

【DATA】
・見放題コンテンツ数:非公開
・PPV(個別課金):あり
・画質:SD/HD/4K
・月額料金(税別):500円(年額4900円)

▼「hulu」

国内ドラマやバラエティに強い
世界中でサービスを展開する動画配信サービス。日本では、日本テレビ関連企業がサービスを運営しており、同社関連のテレビドラマやバラエティ番組が多い。また、海外ドラマや邦画が充実しているのも特徴だ。

【DATA】
・見放題コンテンツ数:6万本以上
・PPV(個別課金):なし
・画質:SD/HD/フルHD
・月額料金(税別):1026円

▼「DAZN」

世界のスポーツシーンをまとめて視聴
年間1万試合以上のスポーツコンテンツをライブ配信するスポーツ専門の動画サービス。Jリーグを始め、世界のサッカーリーグやプロ野球、F1、格闘技、ゴルフなど多彩なスポーツの中継や見逃し配信を用意している。

【DATA】
・見放題コンテンツ数:非公開
・PPV(個別課金):あり
・画質:SD/HD/フルHD/4K
・月額料金(税別):1750円

▼「dアニメ」

アニメや声優が好きなら欠かせない
NTTドコモ提供のアニメ専門配信サービス。新作アニメはもとより、懐かしのアニメまで、3000作品以上をラインナップ。また、アニメ作品以外にアニソンライブ映像や声優コンテンツなども用意している。

【DATA】
・見放題コンテンツ数:3000作品以上
・PPV(個別課金):なし
・画質:ふつう/きれい/すごくきれい/HD
・月額料金(税別):400円

 

>> 【特集】即買いヒットアイテム

※2020年4月6日発売「GoodsPress」5月号掲載記事をもとに構成しています

文/コヤマタカヒロ

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