親が見守りつつ子ども同士が自由にやり取りできるプラットフォーム「Messenger Kids」が、新たに70カ国以上で利用できるようになったようだ。
Facebookは、新型コロナによる世界的な休校措置の影響を重くとらえ、離れて生活する子どもたちがつながれるツールを提供しようと考えた。
同アプリには、メッセージングやビデオチャットなどのほか、お絵描きやおもしろ写真を撮る機能などが含まれ、子どもにわかりやすい操作ガイドもついている。
・ダッシュボードから子どものアクティビティを把握できる
Messenger Kidsでは、ダッシュボード上で親が子どものアクティビティを閲覧できて、現在アプリを利用しているかなどもわかるようになっている。
家で留守番している子どもがMessenger漬けになっていないかが一目でわかり、時間を指定して夜間の使用を制限することも可能だ。
友達追加も親による承認が必要なため、子どもは親の適度な管理のもと自由にコミュニケーションがとれる。
・友達追加をやりやすくする新機能も
今回追加された新しい機能として、友達を追加しやすくするものがある。このアップデートにより、友達追加は子どもの責任で行えるようになり、親は不適切に感じたものに限ってダッシュボードから上書きで変更すればよくなった。
もう1つの追加機能として、親同士が承認することでその子どもがつながれる、というものがある。クラスや習い事でのママ友ネットワークが、そのまま子どものつながりに反映されるわけだ。こうした新機能はまずはアメリカのみで利用できるようになり、順次ほかの地域に展開されることになっている。
クラスでグループをつくればビデオチャットで仮想的に集まることもできて、リモート学習なんかにも活用できそうだ。
参照元:Expanding Messenger Kids to More Countries and Adding New Features/ Facebook
- Original:https://techable.jp/archives/122501
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:YamadaYoji