4月22日のアースデイに合わせて、Appleの副社長であるリサ・ジャクソン氏が短いビデオストリーミングでAppleと自身の環境問題への取り組みとその意義について語りました。
新型コロナウイルスにも言及
アースデイに開催されたアースデイライブにビデオでメッセージを送ったAppleの社会イニシアティブ担当の副社長リサ・ジャクソン氏は自身の経験から環境問題への取り組みの重要性を語り、またAppleがどのように気候変動との戦いに参加しているかも説明しました。
リサ・ジャクソン氏はオバマ政権のもとで環境保護局の責任者を長年務めたのちにAppleに入社し、環境問題とその解決を目指すキャリアを重ねてきました。同氏のキャリアの根元には幼少期に化学工場からの排出物の影響で病に苦しむ隣人を助けるために、ニクソン大統領に手紙を書いたことだったと語っています。
気候変動についてもAppleは創造性と革新的な精神のもとで、100%再生可能エネルギーで世界中のすべての施設を運営し、サプライヤーが同じことを行えるように支援することで、気候変動との戦いに取り組んでいるとしています。そしてその戦いにさらに多くに人や企業が参加することを求めています。
さらに最近の新型コロナウイルスについても言及しました。同氏は今回の危機で人々が協力して働くことが人間性にとって重要であること、科学が我々が直面する課題を解決する最も有効なツールであること、の二つの点を改めて思い出させてくれたと語っています。
AppleはGoogleと共同でスマートフォンに搭載された技術を用いてコロナウイルスの感染拡大を防ぐ機能の開発を始めています。これも科学が我々が直面している困難に立ち向かっている一つの例だと言えそうです。
Source:AppleInsider
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-285400/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania