株式会社クリーク・アンド・リバー社が、撮影した360°動画映像を最短2時間程度の自社内編集で教育・研修用VRコンテンツにできる教育・研修ソリューション「ファストVR」を開発した。
・VRコンテンツの自作が可能に!
クライアントからの「リアルな研修を充実させたい」というニーズから開発されたもので、同社がこれまで積み上げてきたVRの技術力と実績から、簡単で素早く研修を実現できるソリューションとなっており、簡単な3つのステップから独自のVRコンテンツを作成することを可能にしている。
・簡単3つのステップ
まずは、ユーザーが自身が、360度カメラで教材化したい場面を撮影。その後、クラウド上でテキスト挿入、アノテーション、評価記録、ログ取得などの編集を行えばVRコンテンツが完成。集合研修や個人での自習などですぐにVR教育訓練を実現することができる。
同時に複数台のVRゴーグルを制御したり、受講者それぞれの視聴ログを録画する機能も搭載しており、振り返り学習などにも活用できるという。
ユーザーが自分で撮影した360°動画をVRコンテンツに編集するアプリケーション「ファストVRエディター」と、作成したコンテンツをコントロールする「ファストVRコントローラー」、視聴するための「ファストVRプレイヤー」を標準セットとして年間150万円(税別)から導入可能。自社のローカルネットワーク上だけで使用できるため、情報漏洩のリスクが低いのも特徴だろう。
今まで制作へのハードルが高かったVRコンテンツだが、「ファストVR」のようなソリューションが誕生することで、VRを取り入れる企業がより増加していくと思われる。
- Original:https://techable.jp/archives/122709
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka