最新調査データから、アメリカでは同じiPhoneを3年以上使い続けるユーザーが増加していることがわかりました。
3年以上使い続けるユーザーが28%に
調査会社CIRPの最新調査データによると、4年前の2016年3月期(1月〜3月)では、同じiPhoneを3年以上使い続けていたユーザーは全体のわずか12%でしたが、その比率は年々増え続け、2020年3月期には28%まで上昇しています。
現在も相当数のユーザーが1年〜2年以内に新しいiPhoneへと買い換えていますが、長く所有する層が確実に増えています。
1月〜3月に最も売れたのはiPhone11
また今回のCIRPの調査から、アメリカで2020年3月期にもっとも売れたiPhoneは、iPhone11/11 Pro/Pro Maxであることが判明しました。2020年3月末時点では、iPhone11/11 Pro/Pro Maxが全iPhone売上の66%を占めました。なかでもiPhone11は、全iPhone売上の37%を占めています。
CIRPはこの調査結果について、昨年一番人気だったiPhone XRの後継機種であるiPhone11が一番人気となったのは驚きではないとし、より高額なiPhone11 Pro/Pro Maxの売上シェアは、前年の同時期におけるiPhone XS/XS Maxを上回っていると述べています。
なお今回の調査で最も古いiPhone8/8 Plusのシェアは13%で、前年同じ位置づけにあったiPhone7/7 Plusよりも低い数字となりました。
iPhone SE発売でシェアに大きな変化
次の四半期(2020年4月〜6月)では、iPhone8/8 Plusが販売終了となり、新たにiPhone SE(第2世代)が発売されたことで、このシェアも大きく変動するでしょう。
今回の調査は、2020年1月から3月の期間中にApple製品(iPhone、iPad、Mac、Apple Watch)を購入した500人を対象に実施されたものです。
Source:CIRP(PDF) via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-285527/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania