NECは、AIを活用して簡単な動作で、誰もが演奏を楽しめる「ANDCHESTRA」(アンドケストラ)を開発した。
「ANDCHESTRA」は、ORCHESTRA(オーケストラ)の「OR」を「AND」に変えて、子供や大人、障がいのある方などとの間にある壁を越えて、一緒(AND)に楽器を奏でる新しい関係性を生み出すオーケストラという意味が込められている。
視線で演奏するトランペット
目頭や目尻、瞳などの視線情報と顔の向きを捉えて音を鳴らす「ANDCHESTRA TRUMPET」(アンドケストラ トランペット)。
画面上に配置された、音のアイコンに合わせて、視線を動かすと、その通りの音が鳴る。何回か挑戦したが、演奏中の自分の顔が、変顔のオンパレードだった。
終わった後は、普段使わない筋肉を使っていたのか、目の奥が疲れる感じがした。
別の方が挑戦した時は、かなりラクそうに見えたので、何かコツがあるのかもしれない。
姿勢で演奏できるバイオリン
姿勢推定技術を使い、手の位置や角度で音を鳴らす「ANDCHESTRA VIOLIN」(アンドケストラ バイオリン)。
画面上に現れるポーズをすると、その通りの音が鳴る。腕の動きで、音が鳴るので、車イスに座ったままでも演奏が可能。
どこかジェスチャーゲームのような感覚になる。体を動かして、音を鳴らすのが楽しい!
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今後は、病院や介護施設のリハビリへの活用、音楽・パラスポーツを含めたスポーツイベントへの出展などを検討しているそう。
AI技術によって、誰もが音を楽しむ世界がさらに広がっていきそう。
CREDIT
Videographer / Writer :Marina Maekawa
Curator:Marina Maekawa
SNS:にしまり
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