楽天モバイルは、スマートフォン各モデルの同社携帯電話サービスへの対応状況を公開しました。iPhoneシリーズでは現在、iPhone11のみが対応していますが、利用できるのは一部の機能に限られます。
各キャリアのiPhoneなどの動作確認状況が掲載
楽天モバイルが公開した「ご利用製品の対応状況確認」ページでは、iPhoneや楽天モバイル公式スマートフォンのほか、AQUOS、arrows、Galaxy、HUAWEI、OPPO、Xperia、ZenPhoneなどの動作確認状況を調べることができます。
iPhoneシリーズでは、NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、その他(SIMフリー)のそれぞれについて、iPhone11、iPhone X、iPhone8、iPhone6s、その他の情報が掲載されています。
動作確認済みはSIMフリーのiPhone11のみ
このうち、iPhoneシリーズで動作確認が取れているのは、SIMフリーモデルのiPhone11のみで、確認済みのOSバージョンはiOS13.4.1です。
ただし、利用できるのはデータ通信、通話、SMS(楽天回線)に限られます。
パートナー(KDDI)回線でのSMS、APN自動設定、パートナー回線と楽天回線の接続先切替、緊急地震速報などに使用するETWS、緊急通報時の高精度位置情報測位といった機能には非対応です。
楽天は、楽天回線対応製品以外については動作保証対象外としており、利用可能な機能でも、今後のOS更新などにより機能が制限される可能性があるとして「ご利用はお客様ご自身の判断でお願いします」と説明しています。
現時点ではiPhoneのメイン回線には不向き
また、国内通話かけ放題を実現する「Rakuten Link」アプリは、iOS版が公開されておらず、通話料金が発生します。
そのため、楽天モバイルの回線は、現時点ではiPhone11を組み合わせてメイン回線として使うには不向きですが、iPhone11などのデュアルSIMモデルに、楽天モバイルで発行したeSIMを設定して使う、という上級者向けの使い方を楽しむには良いかもしれません。
楽天モバイルは、4月8日のMNOサービス開始に合わせて、パートナー回線でのデータ通信容量を発表当初の2GBから5GBに増量したほか、データ容量を使い切った後も最大1Mbpsで使い放題としています。
Source:楽天モバイル via ケータイwatch
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-285827/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania