テレワークをする人が増えたいま、1日3食を自宅で食べるようになり“自炊力”を求められているように感じます。そもそも自炊は苦手だったり、自炊をしたくなかったりする時もありますよね。そんなときに駆け込むのは、やっぱりコンビニ。
最近のコンビニグルメは味のクオリティが高いのでよくお世話になっているのですが、やはり毎日となると飽きてしまいます。そこで、今回はキャンプの定番グッズ「バウルー」のホットサンドメーカーを使って、コンビニグルメをワンランクアップさせる方法をご紹介します。
■ガスコンロでも本領発揮
バウルーは、イタリア商事が販売するガスコンロやカセットコンロの直火で使える日本産のホットサンドメーカー。最近ではバウルーを使う人を“バウラー”と呼ぶのだとか。
バウルーには2種類のホットサンドメーカーがあり、真ん中に仕切りがあるタイプの「ダブル」と、仕切りがない「シングル」が選べます。いずれも熱伝導効率の高いアルミ素材でできており、内側にはフッ素樹脂加工が施されているので、手入れしやすいのが魅力です。
1. まずは基本のホットサンドをコンビニ食材で
今回用意したのは、食パン、焼きおにぎり、メロンパン、蒸しパン、とろけるチーズ、シーザーサラダ、チョコレート、チキンナゲット。これで4品分作ってみます。
まずはシーザーサラダ、チキンナゲット、食パンで作るホットサンドをご紹介。
とはいっても、食パンに具材を挟むだけ。まずはシングルタイプのバウルーのプレート面にバターを塗り、6枚切りの食パンを置きます。その上にシーザーサラダ、温めたチキンナゲットをのせ、ケチャップを塗りましょう。あとは、食パンを上にのせてフタをしたら、両面を弱火で2分ずつ焼きます。
買ってきたものを挟むだけで、一気に“うちごはん”になりました。ひとつ食べるだけでもかなりボリューム満点。パンの耳までカリッとおいしく焼けるのはバウルーならではです。
2.「焼き蒸しパン」はバターがポイント
蒸しパンとメロンパンはシンプルに焼くだけ。こちらはシングルタイプのバウルーを使用。蒸しパンの場合は、バウルーにバターを塗り、挟んで弱火で2分。さらにひっくり返して1分焼きます。
このひと手間でおいしさがぐっとアップするんです。バターを塗っているのでバターの風味の香りがたまりません。もっと早くに試せば良かった!
3. 甘さが染みる「焼きチョコメロンパン」
メロンパンはなかにチョコレートを挟んでプレス。こんなのおいしいに決まっていますよね。
ぺたんこになったメロンパンをちぎってみると、中のチョコレートがとろりと溶けていてたまりません! かなり甘いので甘党の人向けのメニューではありますが、メロンパンの表面のクッキー生地を思う存分楽しみたいときに試してみてください。
4. 絶品すぎる「チーズ焼きおにぎり」
すでにできているものを焼いておいしさをアップするワザは、おにぎりにも応用できます。ダブルタイプのバウルーに電子レンジで温めた焼きおにぎりととろけるチーズをのせて、両面を2分加熱してみると…。
カリッと香ばしいチーズ焼きおにぎりの完成です。フッ素樹脂加工が施されているのでプレートにこびりつくこともなく、焼き網で焼きおにぎりを作るよりもラクかもしれません。
このチーズ焼きおにぎり、本当に簡単なのにめちゃくちゃおいしい! コンビニの焼きおにぎりはそのまま食べてももちろんおいしいのですが、そこに焼けたチーズの香ばしさが加わることで、なんだかお酒のおつまみにもなりそうなジャンクフード感があります。これは日本酒も進みそうなひと品です。
バウルーはホットサンド以外の料理も作れる万能な調理道具です。価格も4000円前後なので、毎日使うことを考えればそう高くないはず。自分なりの使い方を見つけて、うちごはんを楽しんでみてください。
>> イタリア商事「バウルー」
文/今西絢美
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/291031/
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