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Apple、折りたたみiPhone向けにフレキシブルバッテリー開発に着手か?

Foldable iphone concept 折りたたみ 
 
Appleが、曲げたり折りたたんだりすることが可能なバッテリーに関する特許を取得したことが、米国特許商標庁(USPTO)が現地時間4月28日に公開した文書により明らかになりました。

複数メーカーが折りたたみスマホを発売中

近年複数のメーカーが、ディスプレイを折りたたむことが可能なスマートフォンを発表しています。最近ではMotorolaの「Razr」Samsungの「Galaxy Z Flip」が発売されたほか、Samsungは「Galaxy Fold 2」発表に向けて準備を進めています。
 
こうした折りたたみスマホ開発にあたり、当然ながら折り曲げ可能なディスプレイは不可欠ですが、Appleは折り曲げることができるバッテリーに着目したようです。

折りたたみデバイス向けのフレキシブルなバッテリー

「フレキシブルバッテリー構造(Flexible battery structure)」と題された特許では、折り曲げ可能なディスプレイに電力を供給するための、自らも柔軟性を持つバッテリーの様々な構造が説明されています。
 
携帯デバイスの小型化そして多機能・高性能化に伴い、バッテリーが占める面積は拡大しつつあります。しかし一般的なバッテリーは硬いため、折り曲げ可能なデバイスに搭載した場合、バッテリーを含むかなりの部分が折り曲げられないことになります。
 
Appleはこの問題を解決するため、特許においていくつかの案を提示しています。ひとつはバッテリーセルを巻いて筒の中に入れ、フレキシブルな基板上に複数個並べる方法です。筒と筒との間隔や筒の直径にも左右されますが、折り曲げやすくなります。
 
この他にも特許には、バッテリーセルのさまざまな積層方法の案が提示されています。
 
特許を取得したからといって製品化につながるとは限りませんが、今回の特許はAppleが折りたたみiPhoneやiPadの開発に関心を持っている証といえるでしょう。

 
 
Source:USPTO via AppleInsider
Photo:ConceptsiPhone/YouTube
(lunatic)

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