The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)の新しい報告によれば、電子タバコ大手のJuulは800〜950個のポストを削減する予定だ。この大規模な削減は、ベイエリアを本拠と同社のの全労働力の約3分の1に相当する。
レイオフの報告が各社から頻発している最中のニュースではあるが、Juulの問題は新型コロナウイルス(COVID-19)の大流行の直接の結果ではないと言われている。むしろ、それらは別途進行中のより大きな問題から生じているのだ。実のところ、同社がスタッフの大幅な削減を行ったのはこれが初めてではない、昨年10月にも約650人を解雇している。
Juulはニュースの詳細については回答していないが、同社は困難の後の再構築を進めているため、いくつかの大きな変化が進行中であることを認めてはいるようだ。「現在進行中の新規巻き直しの一環として、当社は常に、業務そのものと長期的に当社を位置づけるための最善の方法を評価し続けています」と同社は声明の中で述べている。「私たちは、未成年者の利用問題と闘いながら、成人喫煙者に対する害軽減の可能性を押し進めるために、利害関係各位の信頼を獲得することに引き続き焦点を当てています」。先の報告によれば、その「評価」の一部は、どれだけの職を削減するかの計算式というかたちで示されているという。数字は、そのスタッフの25%から40%の間のどこかになるようだ。最終決定は「今後数週間のうちに」届く予定だ。
CEOのK.C. Crosthwaite(K.C.クロスウェイト)氏からのものとして、プレスに漏れたメモには以下のように書かれている。
私たちは、当社の事業と、長期的に当社を位置付ける最良の方法を評価し続けています。過去6か月の間、厳しい決断を下してきましたが、それでもなお難しい決断を迫られています。私たちが最終的な決定と詳細を発表するときには、皆さんの前でお話しすることを約束します
最近では、進行中の規制問題が同社にとって大きな障害となっており、販売面でも大きな打撃を受けている。同社は昨年、急上昇後の急激な落ち込みによって10億ドル(約1065億円)の損失を被った。
同社に対しては、追加のコメントを要求している最中だ。
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(翻訳:sako)