iPhone12 mini(仮称)は、iPhone8よりも横幅が短くなり、握りやすくなる可能性があるようです。iPhone12シリーズにラインナップされると噂される4モデルに関し、iPhone12 Pro MaxのものといわれるCADデータをもとにして修正したレンダリング画像を、EverythingAppleProが公開しました。
iPhone8よりも横幅が狭いかも
これまでに公開してきたレンダリング画像は、5.4インチモデルと6.1インチモデルのスケーリングが間違っていたとし、EverythingAppleProが修正したレンダリング画像を公開しました。
今回新たに公開した画像では、左端のiPhone SE(第2世代)と思われるモデルに比べ、右隣りの赤いiPhone12 miniと思われるモデルは、少し背が高いように見受けられます。
この点についてリプライ欄でも疑問が呈されていますが、コメントを寄せたTwitterユーザーの間では、「縦に伸びた分、(横幅が)細くなっているのでは」との声が上がっています。
You can only say it’s taller just from the picture, maybe it’s thinner.
— bigiz (@bigiz5) May 1, 2020
独自の試算結果と比較
iPhone12 miniの外寸は、筆者が先日試算した結果では、iPhone8よりも小さくなると予想されました。
モデル名 | ディスプレイ サイズ (対角) |
本体の対角長 | 高さ | 幅 |
---|---|---|---|---|
iPhone SE (初代) |
4インチ | 約130mm | 123.8mm | 58.6mm |
iPhone8 | 4.7インチ | 約146mm | 138.4mm | 67.3mm |
iPhone11 Pro | 5.8インチ | 約151mm | 144.0mm | 71.4mm |
iPhone12 mini | 5.4インチ | 約140mm (予測値) |
約134.0mm (予測値) |
約66.4mm (予測値) |
上記の試算はiPhone12 miniの、本体の対角長は、ベゼル幅とフレーム幅の合計を3mmと仮定した場合の予測値です。高さと幅の数値は、5.8インチのディスプレイを搭載するiPhone11 Proの縦横比が、5.4インチのディスプレイに合わせて均等に縮小すると仮定して試算した数値になります。
ディスプレイの対角が同じなら、横幅は短くなる可能性
EverythingAppleProが新たに公開したレンダリング画像のスケーリングが正しければ、(5.4インチというディスプレイの対角長も正しい情報と仮定すると)iPhone12 miniは縦幅が長くなる分、横幅は短くなると予想されます。
その場合、iPhone SE(初代)の横幅に近づき、握りやすくなる可能性もあります。ただし、画面アスペクト比が他のiPhone12と異なることも予想されます。画面アスペクト比が異なる例としては、iPad Proの11インチと12.9インチがあります。
iPhone12 Pro MaxのものとされるCADデータでは、iPhone11 Pro Maxからアスペクト比が変更されているようには見えませんので、iPhone12 miniのみ、iPhone12シリーズにラインナップされると噂される他の3モデルと、画面アスペクト比が異なるのかもしれません。
EverythingAppleProはまもなく、YouTubeチャンネルで修正したレンダリング画像を含む動画を公開するとリプライ欄でコメントしていますので、動画を確認して改めて、最新の予想をお伝えします。
Source: EverythingApplePro/Twitter
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-286442/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania