どうも、SAKIKO OSAWAです。
お家で過ごす時間が皆さんも増えていると思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
わたしもお家の時間がほとんどなので、こんな時だから今までやってみたかったことを勉強してみたり、インプットの時間として有意義に過ごそうと日々奮闘中です。
そんな中、違う場所にいる友達ともセッションできちゃう面白いアプリを発見したのでご紹介です!
ENDLESSSというアプリで、現在はiOSのみダウンロード可能となっています。(Android版も製作中?のようですので、WEBなどをチェックしてみてください。)
いつもご紹介しているような楽曲を制作できるアプリなのですが、
なんと!ENDLESSSをインストールしている友達とセッションできちゃうという…
これはまさに #stayhome しながら、友達と曲作りできちゃうのではないでしょうか。
今回できる限り離れている人とセッションしてみよう、なんて考えて、
パッと思いついたのが、大学時代に一緒に音楽を学んでいた同級生たち。
海外在住の同級生の顔がパッと思いついて、連絡してみたところ、みんな快く参加してくれました。
(みんな同じ日本大学 芸術学部 音楽学科の情報音楽コースの同級生。一緒にバンドやった時もありましたね。懐かしい。)
時差があるけど、みんなの空き時間に1時間だけもらって、ZOOMで繋ぎながら今回のセッションをやってみました。
参加してくれた友達
東アフリカのケニアから参加してくれた瀧ちゃんは、現在アフリカンファブリックを使って洋服を作っています。
世界中を旅しまくって、アフリカでやりたいことを見つけた瀧ちゃん、この人ほんとかっこいいんです。5/1から瀧ちゃんのブランド Nomadic ArtistanのWEBショップが再開するようなので、要チェックです!
https://www.instagram.com/nomadicartisan_bytaki/
わたしも注文したルームガウンが届いたばかりで、最近のお気に入り。
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ドイツから参加してくれた瞳ちゃんは、年始に双子を出産したばかりのママ。
学生時代はピアノの曲を色々作っていましたね。わたしもヴァイオリンで参加させてもらったこともあったなぁ。
双子のどちらかが泣くたびに交代で登場してくれました。(男の子と女の子の双子・・・羨ましい!今回一番の癒し担当でした。)
瞳ちゃんのスマホがAndroidだったため、アプリは使えず…。でも双子と一緒に楽しく参加してくれました。
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私と同じく東京から参加してくれた陽一君はバンドマン。この男は学生時代からずっとギター弾いて歌っていますね。otokumoというバンドで活動しています。
ENDLESSSの機能
さて、アプリについてサクっとご紹介。
アプリを開くと、こんな画面が出てきます。
ENDLESSSのアプリ内で公開されている世界中の人が作ったJamに参加することもできます。SNSのようになっていて、気軽にいいね!とかみんなコメントを残していっているようでした。
何か新しい音楽の未来が少し見えたような気もしました…
見知らぬどこかの国の人と共同で曲を作っていく、みたいな…そこから名曲が産まれることもありそうですね。
そんなことを考えていると、なんだか楽しくなっちゃいます。
今回は友達とのセッション目的なので、自分で友達とセッションするためのJamを作って、URLを友達に送ります。これで友達同士でのセッションが可能です。
簡単に機能の説明を。
Drumsのページではドラムを打ち込むことができます。Notesはキーボード、Bassはベース音など、さまざまな音源が入っています。
Microphoneを使えば、今回のビデオみたいに歌やギターの音なんかも録音してループできちゃうんです。(スマホ用のオーディオインターフェースを持っていれば、持っている機材とか、PCから音源を録音したりなんかもできちゃいますよ!)
打ち込んだり演奏したあとに、波形をタップすると、そのパターンがずーっとループします。
友達とJamsを共有しているときは、少しタイムラグがあるのですが、ループが作られると自動的に友達のJamsにも同じループが再生されるようになっています。
今回初めて友達とトライしてみたので、正直うまくいくのか心配だったのですが、わたしが作ったループがみんなの元に届いた時には、すごーい!!!とみんなで感動しました。
誰かがアップデートするとこんな感じで画面上にもだんだんループが増えていきます。
Sがわたし、Aが瀧ちゃん、Oが陽一君、誰がどのタイミングで更新していったのかも画面から見ることができるんです。
セッションし終わったものはムービーでかきだせたり、それぞれの音源をバラバラで音ファイルにしてSTEMをAirdropでPCに転送したり、dropboxなどに保存したりできます。
STEMが取り出せるのがすごい!音のファイル形式は.aiffになっていました。
STEMデータをDAWソフト編集しなおしたら、さらに曲としてブラッシュアップできちゃいますね。
どうしても普段の曲作りの仕方だと、それぞれのPCや機材の環境が必要なので、距離が離れている人とセッションをしようとすると、データのやりとりに時間がかかってしまったり、リアルタイムでのやりとりというのが難しいのですが、ENDLESSSだとリアルタイムで気軽にやりとりできちゃうので、曲のデモを作るには最適かも!なんて思っちゃいました。
もちろん機能に限界はありますが、曲のアイデアをリアルタイムに友達とセッションして試すには充分な機能は備わっています。
これは使える…。ちょっとこの期間中にいろんな人に声をかけてセッショントライしてみようかなと思っています!
各地の現状
せっかく遠く離れた国から参加してもらったので、それぞれが感じる、それぞれの国の現状も聞いてみましたよ。
アフリカの今
瀧ちゃん:最初はアフリカは全然ヨーロッパや日本やアメリカが発覚し始めた時には全然感染者がいなくて、これから広がるんじゃないかと言われていて、発展途上国だから医療設備が全然整っていないから感染爆発したら一番危険だと言われているので、各国がそれぞれ対策を練っているところ。
ケニアはロックダウンはしていないけど、夜の7時〜朝5時は外出禁止になっている。アフリカに住む外国人が住むエリアは割と安全で、私はまだ身の危険を感じたことはなく、そんなに変わらない生活を送っているけど、マスクをつけている人もまばらだし、今後本当に気をつけていかないとなと思っているよ。
ドイツの今
瞳ちゃん:ドイツはヨーロッパの中では感染者など少ない方なんだけど、もう4000人以上死者がでている。接触禁止令というのが出ていて、孫がおじいちゃん・おばあちゃんに会ってはいけないというルールができているんだけど、割と会っている人が多いのが実情。そんな中、4/20から学校も開始…。
双子たちの3ヶ月の予防接種をうけたいけど、薬が足りなくて受けにいけないの。そしてドイツではトイレットペーパーがなかなか買えない!双子がいるからウ●チの時は1回2枚までって決めている…。
東京の今
陽一くん:緊急事態宣言出すまでの時期がだいぶ長かったね。緊急事態宣言後には人が外に出るのは減ったけど、まだ出勤する人も多いよね。
良くも悪くもTwitterの情報が常に更新されていてそれを見てしまうから、俺自身も冷静に判断しなくてはいけないと思ってはいるんだけど、それによって感情的に振り回されちゃうこともあるよね。
コロナの間の生活はどんな感じ?
瀧くん:もともとお家で制作しているからそこは前と変わらず。
逆にウイルスよりもバイオレンスな状況の方が不安だから、外出する気持ちが滅入っている感じはあって、布とかの素材を買いにいくのもなかなかできずにはいたよ。
アフリカはモバイルマネーが発達してて、携帯一つで支払いができちゃう。だから携帯でオーダーして携帯で支払ったら食材とかも家に届くから、そういう意味では発達しているんだよ。
瞳ちゃん:双子が生まれてすぐだから、もともとお家にいたよ。1日に1~2回お散歩するために外出するくらいかな。
私が住んでいる州は特に関係ないけど、イタリアに近い南ドイツは外出するのに許可書が必要。抜き打ちで警察にチェックされることがあるようで、罰金は3万円くらいみたい。。。
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日本以外の現状はニュースやネットの情報しか知らなかったので、実際の話を聞けて色々考えるきっかけにもなりました。
なにより、久しぶりに大学時代の友達とも話せて、さらに久しぶりに音楽まで一緒にできて楽しい時間でした。
ENDLESSSも楽しかったし、近いうちに今回参加できなかった同級生も交えてオンライン同窓会も企画しようとなりました。いいコミュニケーションの機会、みなさんもつくってみてくださいね!
動画ライター : SAKIKO OSAWA
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