新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広がりを防ぐため、ほかの多くの企業と同様、Appleの従業員も自宅からのリモートワークを続けています。平常とは違う環境においても、Appleはこれまで通りに新製品開発を続けていくと、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は語っています。
新製品を出し続けることはAppleの活力源
現地時間4月30日に行われた同社2020年第2四半期(2020年1月〜3月)の業績発表において、クックCEOは、Appleはできる限り平常通りの作業を続けていると強調し、「これまでで最高の製品パイプライン」を有している、と発言しました。
我々は仕事を継続しています。すべてが平常通りに進んでいるので、皆様もご存知のように、iPhone SE、iPad ProとMagic Keyboard、そしてMacBook Airを発売することができたのです。
ビジネスを継続し新製品を出し続けることは当社の活力源です。我々は働き続けており、家で仕事をすることにも慣れつつあります。生産性が向上した部門もあれば、そうでない部門もあります。これはそれぞれの役割によって異なります。
お客様が我々の製品を求めてくださるからこそ、こうした状況にも関わらずがむしゃらに進んでくることができたという事実は、この四半期(1月〜3月期)の業績からお分かりいただけるかと思います。
健康関連プロジェクト
またクックCEOは、Appleが今後さらに健康関連のプロジェクトに力を入れていくことも示唆しました。
Appleは現在新型コロナウイルス対策でGoogleと協力、濃厚接触の検出・追跡ソリューションを開発しています。現在開発者向けにベータ版が公開中のiOS13.5には、このソリューション実装を目的としたアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)が組み込まれています。
Source:9to5Mac
Photo:Tim Cook/Twitter
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania