H2TというSUREFIREのカスタムパーツを作っているメーカーの「E2DLU-2D」「E2DLU-4S」という遠射カスタムがあります。それらを紹介するために撮影していた際に、さまざまなSUREFIREのEシリーズをかき集めて比較をしました。せっかくなので、その際の照射を一挙に公開してみましょう。
同一条件で大量にライトを撮影する機会はそうありませんし、現行Eシリーズを網羅しているので、楽しんでいただけるのではと思います。
まずはマックスビジョンの2機種。単純にフラットなレンズ式のワイド(PL60 WIDE)と異なり、奥の壁面まで均一な明るさが特徴的です。5~10mの至近距離では最も使いやすい配光のひとつかと思います。タクティカルを強調するSUREFIREの意図とは裏腹に、日常使いに良さそう。
LX2 →(EB1 写真なし)/EB2 → EDCL1T/EDCL2T という、系統図通りに並べてみました。こうしてみると、確実な進化を感じられます。LX2が発売開始になった時は衝撃を受けたものですが…隔世の感がありますね(笑)。
旧E2DLUのサンプル品がないので、同じスペックだったEB2にもう一度登場してもらい、現行のE2DLU-A・E2DLU-Tと比較。一部のユーザーは旧型の方がいいとする向きもあるようですが、現行品はマックスの明るさのほか、ランタイムの配分も改善されているので、旧型よりもお勧めですね。
そしてE2DLU-Tをベースに最大限の遠射性を引き出したロングスローカスタム。ダントツのぶっ飛びぶりは、スモークの中で振り回すと楽しいカスタムです。
そして昨年製作したKXヘッドカスタム神無月仕様。500lm相当と無理の少ない設定でよく飛びますが、E2DLU-4Sと比較すると流石に控えめです。
ちなみに、SUREFIREのスタンダードモデル、6PXはこんな感じ。TIRとMAX VISIONの中間的な照射ですね。これぞ“ザ・スタンダード”。
公称200lmのLX2にもう一度登場してもらい、700mAのカスタムと比較。ただ、このカスタムはNICHIAですし、HICRIなので、明るさは120~150lm相当かと思います。XP-LやXP-G3の6000KほどのLEDを使えば、200lm程度出るかと思います。現在の気温なら全く熱くならず、3~3.5時間ほどフラットに維持します。ご参考程度に。
最後は、これもSUREFIREベースでH2Tカスタムした試作アイテムです。バレバレですが、名前を隠しておきます。神無月仕様を上回る集光性ですが、コンバーターがノーマルなのでLOWモードも使用可能。気に入ってしまったので購入してしまいました。
と、いうわけで、一気にEシリーズのスモークショットをご紹介しました。ご参考になれば幸いです。
>> 連載[Gear Maniax]
(文・写真/アカリセンター)
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/294771/
- Source:&GP
- Author:&GP