MacBook Airや16インチMacBook Proに続いて、Apple(アップル)の13インチMacBook Proのキーボードが大幅に改良された。最近MacBookを購入した人にとってはアップグレードする十分な理由にはならないかもしれないが、優柔不断な人たちの背中を押してくれるかもしれない。
さらに魅力的なのは、全般的にスペックがアップグレードされていることだ。新しい第10世代のIntel(インテル)プロセッサ(最上位モデルで2.3GHzの4コアのCore i7にアップグレード可能)は、グラフィックス速度が向上し(アップルによれば最大80%)、16GBのメモリは32GBにアップグレード可能だ。ストレージ容量も2倍になっており、標準構成は256GBかつ最大4TBにアップグレード可能だ。システムはIntel Iris Plusグラフィックスを搭載し、6K解像度のApple Pro Display XDRをサポートしている。
セキュリティチップのT2も搭載されており、ストレージ暗号化機能のSecure Enclaveなど、セキュリティが強化されている。システムの大部分は前モデルと類似しており、4ポートのThunderbolt 3、USB-Cポートと13インチのRetinaディスプレイを搭載。なお、小型のMacBook Proが14インチにアップグレードされ、大型モデルの15インチから16インチへのアップグレードに追従するという噂は外れた。
キーボードの話題に戻ろう。個人的にしばらく前から新型MacBook Airを使っており、新型13インチMacBook Proにも同様のキーボードが搭載されたのは喜ばしいニュースだ。改良されたMagic Keyboardは以前のモデルと比べて明らかにキーストロークが長くなり、タイピングしやすく、また故障も少なくなる。これらは、前モデルで不評だった点だ。
アップルはバタフライ構造キーボードの改良に数年を費やした後、結局はシザー構造のキーボードに戻った。そして、キーボード上部にTouch BarとTouchIDが搭載されている(訳者注:物理ESCキーの搭載もうれしいポイントだ)。
アップデートされた13インチMacBook Proは本日からオンライン上で注文が可能。価格は13万4800円、学生・教職員向けは12万3800円)からだ。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)