2020年第1四半期(1月〜3月)の業績発表を行ったDisneyは、同社の動画ストリーミングサービス「Disney+」の登録者数が急増したことを明らかにしました。
自宅で過ごす時間が増えたため?
「Disney+」は、2019年11月のサービス開始からわずか1日で登録者数が1,000万人を超えたことが話題になりました。今年2月には、サービス開始から3カ月以内で登録者数は2,860万人に達し、破竹の勢いが続いていたDisney+ですが、新型コロナウイルスの影響でさらにユーザー数が伸びたことがわかりました。
Disneyによれば、2020年3月28日〜4月8日の間にDisney+の登録者数は3,350万人から5,000万人まで急増したとのことです。実に10日間で1,650万人の新規ユーザーを獲得したことになります。
しかしながら、5月4日時点での登録者数は5,450万人であり、ユーザー数の急増はあくまで一時的なものであったことが伺えます。
DisneyのアイガーCEOは確固たる自信
Disneyの会長兼最高経営責任者(CEO)のボブ・アイガー氏は、Disney+のサービス開始に際して、Appleの動画ストリーミングサービスApple TV+と利益が相反するため、Apple取締役会を離れるなど、一悶着(ひともんちゃく)があったことで知られています。
アイガー氏は、AppleTV+の月額料金がDisney+よりも2ドル安いことについての意見を求められた際には、「当社の製品は非常にユニークで、他社サービスとは一線を画する」と述べており、自社サービスへの自信を示していました。
Disney+では、「Disney」「Marvel」「Pixar」「Star Wars」「National Geographic」「The Simpsons」などのブランドのプログラムが視聴可能であり、アイガー氏のコメントにも納得がいきますが、今回新型ウイルスが思わぬ形でDisneyの追い風となったことが明らかになったわけです。
Disney+の登録者数は2024年までに6,000万人〜9,000万人に達するとの予測でしたが、早ければ今年中にも6,000万人の線を超えてくる可能性も十分考えられそうです。
Source:AppleInsider
(lexi)
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