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ACALLがオフィスの入退出、会議室や自販機の稼働率を一元管理するWorkstyleOS Portalのベータ版を公開

神戸市を拠点とするACALL(アコール)は5月8日、WorkstyleOS Portalのベータ版を公開した、WorkstyleOS Portalは、ビジネスで利用する既存のワークスペースやハードウェア、ソフトウェアを統合するプラットフォーム。

同OSを利用することで、入退出などの各種チェックイン、APIやウェブアプリ経由で連携している外部サービスなどを一元管理できる。具体的には、オフィスにチェックインしている人数、リモートワーカーの人数、 会議室の稼働率、来訪者数、セキュリティゲートの開閉頻度、自動販売機の使用状況といったデータを取得可能だ。

同社はリモートワーク機能の近日リリースも予定。同機能により、WorkstyleOS Portalに備わっている受付、会議室、入退室の各チェックイン機能に加えて、デスクトップアプリからチェックインが可能になる。デスクトップアプリでは、社員の体調や感情などコンディション、仕事中や休憩中などの状態を可視化ができるようになる。

ACALLは、IoTモジュールやiPadを組み合わせることで、自動ドアやゲートなどの開閉、電子錠やエレベーターの管理などオフィスビルのさまざまな既存ハードウェアを繋げるソリューションを開発している2010年設立の企業。顔認証による社員の入退出を管理する「ACALL RECEPTION」、ゲストパスの受付・印刷システム、自動販売機での購入を専用コードや入館証で可能にする「ACALL VENDING」などのサービスを開発・提供している。

直近では3月25日に同社の顔認証を使った入退出管理ステムが、三井不動産を運営する東京ミッドタウン日比谷にあるビジネス創造拠点「BASE Q」に導入された。なお顔認証機能については、セーフィーが提供する技術を使っている。

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