デジタルカメラの評価を専門とするDxOMarkが、iPhone11の自撮りカメラのレビューを公開しました。iPhone11は総合点91ポイントを獲得したものの、Androidモデルに圧倒されトップ10入りは叶わなかったことが明らかになりました。
スペック上はiPhone11 Proと同等のカメラ搭載のはず
iPhone11の自撮りカメラは、スペック上の記載ではiPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxと違いがないように見えます。iPhone11、iPhone11 Pro/Pro Maxともに1,200万画素のセンサー、焦点距離23mmのレンズ搭載で、ポートレートモードやSmart HDRといった高度画像処理機能をサポートしています。
しかしながらDxOMarkによれば、iPhone11の固定焦点レンズが一番の弱みであるとのことです。
iPhone11自撮りカメラの弱みは固定焦点レンズ?
iPhone11の自撮りカメラは、露出、ホワイトバランス、色再現では良い結果を出しましたが、暗所での撮影には強くないことがわかりました。
焦点テストでは、iPhone11の自撮りカメラはiPhone11 Pro Maxに劣っているという意外な結果となりました。静止画像や動画の撮影など様々なテストが行われましたが、iPhone11は被写体がカメラから離れれば離れるほど焦点が合いにくいことがわかりました。
何がiPhone11とiPhone11 Pro Maxの自撮りカメラのパフォーマンスを隔てるのかの説明はありませんが、Samsung Galaxy S10+はオートフォーカスを搭載している点でiPhone11に勝るとされており、ポートレート撮影のテストでもSamsung機がiPhoneよりも優れた結果を出しています。
iPhone11の自撮りカメラは、総合スコアで91ポイントを獲得し、Android機を含める全スマホカメラ中13位となりました。
DxOMarkのスマホの自撮りカメラ評価トップ10は以下のとおりとなっています。
- Huawei P40 Pro
- Huawei nova 6 5G
- Samsung Galaxy S20 Ultra
- Samsung Galaxy Note 10+ 5G
- Asus ZenFone 6
- Samsung Galaxy S10 5G
- Samsung Galaxy S10+
- Huawei Mate 30 Pro
- Apple iPhone11 Pro Max
- Google Pixel 3
Source:DxOMark via AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-287625/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania