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Apple、ベトナムでのAirPods生産を本格化

Apple AirPods(第2世代)
 
Appleは、2020年第2四半期(4月〜6月)より、ベトナムにおけるAirPodsの生産台数を数百万台と、大幅に増やしていることがわかりました。

今年3月よりベトナムでのAirPods量産を開始

Nikkei Asian Reviewが複数のサプライヤー関係者から得た情報によれば、同四半期のベトナムにおけるAirPods出荷台数は300万〜400万台となり、全体の30%程度に達する見通しです。
 
ベトナムでの生産は、中国の電子機器大手であるLuxshare(立訊精密工業)とGoertek(歌爾声学)が担っており、両社は今年3月頃から量産を開始しています。ただし昨年10月に発売されたノイズキャンセリング機能搭載のAirPods Proについては、今後も継続して中国のみで生産される模様です。

新型コロナが脱・中国に拍車

AppleはiPhoneを始め、多くの製品の生産を中国で行っています。しかし米中貿易摩擦の激化をきっかけに生産地の分散を模索し始めた矢先、新型コロナウイルスにより中国におけるサプライチェーンに一時的に混乱が生じたことが、脱・中国の動きに拍車をかけているようです。
 
またAppleは新型コロナウイルスの影響で店頭販売数が減少したことから、2020年上半期のAirPords発注数を1月時点から10%以上引き下げたとも伝えられています。

 
 
Source:Nikkei Asian Review via 9to5Mac
(lunatic)

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