<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
5月に突入し、春めいた季節から初夏の気候へ変わりつつあります。家にいることが多い昨今、私の仕事部屋は夕方になると西日が入り込み、「あっぢぃ~」と独り言ちながらデスクワークに精を出す毎日。でもクーラーをつけるにはまだ早いし、ということで扇風機を出したんですが…。
なんと前シーズンで使っていたやつが、ご臨終状態でうんともすんとも言わない。このままではマズイ、ということで新入りを探したところ、見つけましたよ。
カッコいい! 風力強い! モバイルでも動く! 三拍子揃った有能な彼こそが、スノーピーク×マキタの「フィールドファン MKT-102」です。
■男心くすぐるカーキのボディに惚れた!
言わずと知れたアウトドアブランド・スノーピークと、質実剛健な工具メーカー・マキタという、胸アツなダブルネームアイテムが「フィールドファン」(1万890円)。その特徴はといえば、重量は1.3kgと軽量。最大風速は180m/分というハイパワーで、リチウムイオンバッテリーとAC電源両方で稼働する使い勝手の良さを誇ります。
風量は3段階調整、切タイマーは1,2,4時間から選択できて、左右45°の首振り機能が搭載されています。HPでは風力の強さをアピールするだけあり、風量MAXで当たり続けると肌寒くなるほど。それに音も結構大きめです。
サイドにあるボタンを押しながら本体を引っ張れば、角度調整も可能。90°上に向けることもできます。そう、この風力で角度も自由自在ってことは、サーキュレーターとしても使えるということ。夏場のクーラーの冷風をガンガンかき混ぜてくれそう。
そして背面の土台部分にAC電源ケーブルを挿せるし、別売りのバッテリーは黄色いところへプスッとジョインすればコードレスになります。18V3Ahのマキタ純正バッテリーがおすすめのようなので、他にマキタ製品を使っている人は兼用できて便利です。
機能性はまったく問題なく、インテリアとしても渋い佇まい。カーキとブラックに包まれたミリタリーカラーが男心をくすぐり、ウッド調やステンレス製のテーブルといったシンプルなアイテムとの相性も抜群です。また、取っ手が可動式になっていて、持ち運びだけでなくフックとしての役割も兼ねる模様。
安定感がイマイチなので、首振りをすると落っこちそう。だけど自由度は高いと言っていいでしょう。まあ、今は大手を振ってキャンプ場へは行けませんが、フィールドで使いたくなる一品だよなあと…。というわけで「庭キャンプ」で試してみました。
■外に置いても抜群のカッコよさじゃないか!
キャンプ道具を庭にセットし、風を感じながら仕事をしてみました。うん、コーヒーがうまい。
今回、マキタのリチウムイオンバッテリーを持ち合わせていなかったので、ポータブル電源を使ってみたところ問題なく稼働。やっぱりアウトドアギアとの相性がイイというか、もう昔から一緒にキャンプしている相棒みたいな雰囲気を醸し出しています。
テントやクルマの中でも活躍するし、これから暑くなる季節にどこでもついてこられる相棒になってくれそう。何より小型で場所を取らなくていいので、ソロキャンパーなどはひとつ持っておくと心強いですね。
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スノーピーク×マキタという、どちらもクオリティに定評のあるコラボ扇風機。長く愛用できるでしょうし、むしろ外より家の中で使う機会が増えるはず。お風呂場の脱衣所、ベランダ、作業台など、好きなところで涼を取ってくれるギアとして重宝しそうです。
>> 「スノーピーク」
取材・文/三宅 隆<&GP>
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/295885/
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