自宅での練習が困難な楽器はいろいろありますが、ドラムもそのひとつ。リアルなドラムは音が近所迷惑になるのはもちろん、練習用パットだってそれなりの占有スペースが必要です。
でも、クラウドファンディング・Kibidangoでプロジェクトを開始した「Freedrum(フリードラム)」(1万5500円~ 5月10日現在)なら、座るスペースがあれば、ドラム練習ができてしまいます。スティックや自分の足に取りつけるだけで、いつでもどこでもドラムが鳴らせる小型ガジェットです。
「Freedrum」を使用する際に必要なのは、スティックとスマートフォンだけ。専用アプリにBluetoothで接続するだけなので、インターネット環境も不要です。
本体の内部には、動きを検知・解釈するジャイロスコープを備えたPCBを搭載。MIDIに変換された情報がDAW(アプリやGaragebandなど)へ送信され、 ヘッドフォンやオンボードスピーカーから実際のサウンドとして再生されるガジェットです。
好みでセットを選べ、「スターターキット」は、Freedrumセンサー×2、ドラムスティック1セット、ドラムスティック用ストラップ×2、充電ケーブルがセットになっています。それに「足用ストラップ」がふたつ加わった「完全版」のセットなら、シューズに取りつけて、 バスドラムのように足で演奏もできます。
エアドラムとしての練習はもちろん、パッドやクッションを使ってもOK! 加えて、バーチャル・ドラムキットが搭載された無料の専用アプリを使えば、さらに充実した練習が可能です。クリックに合わせて練習したり、リバーブや各楽器の音量などのオーディオ設定の調整したりもできます。
コンパクトで軽量なのが、何よりうれしいポイント。 衝撃に強いABSプラスチック素材で持ち運びも安心ですし、軽量設計で、スティックや足に装着しても重さを気にすることなく使用できます。大容量のLiPoバッテリーで、最大14時間の連続稼働が可能です。
これさえあれば、ドラムセットがなくても、わざわざスタジオに行かなくても、自宅で技術を磨けますよ!
>> Kibidango
文/&GP
- Original:https://www.goodspress.jp/news/295827/
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