米国のソリューションプロバイダーPresto(プレスト)は、米国の飲食店を対象に、店内飲食での注文や支払を非接触化する「Contactless Dining Kit(コンタクトレス・ダイニング・キット)」の無償配布を開始した。
店内飲食での注文や支払を非接触化するソリューション
QRコードステッカー、卓上スタンド、専用タブレット端末、電子メニューを作成・編集するためのウェブポータルがセットされており、規模の大小を問わず、様々な飲食店で導入できる。
具体的な流れとしては、テーブルについた来店客がQRコードをスマートフォンで読み込んで電子メニューを閲覧し、フードやドリンクを注文。各テーブルからの注文は、POSレジ横に配置される専門タブレット端末で表示される。
来店客は、食事を済ませたら、スマートフォンで決済する仕組みだ。
数量限定で無償配布し、米国の飲食店をサポート
米国では、新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制が緩和されつつあり、飲食店の多くが、新型コロナウイルス感染予防策を講じた新たな営業スタイルを模索している。
Prestoは、タッチパネル式のセルフオーダーシステムやテーブル会計用キャッシュレス決済端末など、飲食店に特化したソリューション開発の実績やノウハウを活かして「Contactless Dining Kit」を開発。
これを数量限定で無償配布することで、米国内の飲食店を積極的にサポートしていく方針だ。(文 松岡由希子)
- Original:https://techable.jp/archives/123922
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Matsuoka