デバイス分解で知られるiFixitは、5月初旬にiPad Pro用Magic Keyboard内部のX線写真を公開しましたが、今回アップデートとしてトラックパッド部分の分解を試みました。結果として、トラックパッドの仕組みは意外とシンプルであることが明らかになりました。
てこの原理を使ってクリック動作を実現
X線写真を見ている限り、iPad Pro用Magic Keyboardのトラックパッド内の複数の物理ボタンのように見えたものは、実際にはてこの原理を用いたシンプルで洗練された1つのボタンであることがわかりました。1つのボタンがトラックパッドの中心に配置されており、中心部近くのトラックパット上部、真ん中、下部に圧力を加えると直接ボタンを押すことができます。
中心部から離れたトラックパットの上部、下部もしくは角の近くを押すと、てこの原理が作動し、接触版がクリックを引き起こします。
GIF動画を見ると、クリック動作は、対角部のみでなく、トラックパッドの境界線でも可能であることが確認できます。
Magic Keyboardは重く頑丈な作り
iPad Pro用Magic Keyboardは、12.9インチiPad Proと合わせると13インチMacBook Airの重さを超えるほど、質量が大きいことで知られています。
Magic KeyboardはAppleCare+のカバー対象となっていますが、単体での加入は不可となっており、iPadの新規購入が必要となります。
Source:iFixit via AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-288423/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania