SamsungがGalaxy Foldに続いて世に送り出した、折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip」について、ヒンジ(ディスプレイ同士を開閉するための軸にあたる部分)に詰まったゴミを排除する特殊なメカニズムが明らかになりました。
ゴミを掻き出すための特殊なブラシ
2019年秋に発売された、Samsung初の折りたたみスマートフォンとなるGalaxy Foldは、ゴミがヒンジの隙間に入り込むとして、発売直後から耐久性や設計の問題が指摘されていました。この問題に対処すべく、2020年2月に登場した「Galaxy Z Flip」では、ヒンジに特殊な設計が施されているようです。
Samsungが12日に公式Webサイトで公開した内容によると、Galaxy Z Flipはヒンジと筐体の1ミリほどの隙間にナイロンファイバー製のブラシが搭載されており、開閉に伴ってブラシが隙間に詰まったゴミを掻き出す仕組みが採用されています。
公開された断面図では、ディスプレイを開いた状態では真下にあるブラシが、閉じた状態では左右に移動している様子が確認できます。ディスプレイを20万回開閉できるとする耐久性に合わせるべく、ブラシも掃除機から着想を得た特殊なものが使われているそうです。
なお、Galaxy Z Flipは日本でも2月28日より、auから16万3,054円で販売されています(Samsungの公式価格は1,380ドル≒14万7,850円)。また、高級ブランドのThom Browneとコラボレーションした「Thom Browne Edition」が、5月15日から27万円でSIMフリーモデルとして限定発売されます。
Source:Samsung,Galaxy Mobile
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-288534/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania