株式会社ビズライト・テクノロジーが、AI で 混雑状況を掲出し、入店者数を制御するデジタルサイネージシステムの提供の開始をスタート。小売店舗での3密を防ぐことを目的としており、来店客と従業員のリスク軽減に効果を発揮することが期待されている。
同社は、エッジ AI と IoT 分野への取り組みを強化しており、すでにAI テクノロジーを利用したダイナミックデジタルサイネージのメディア開発と運用を開始している実績を持つ。
混雑状況を一目で把握
第1弾として宍倉株式会社が運営するスーパーマーケット「フードランドレオ誉田店」で導入が開始されている。
来店前に事前確認も可能
導入は2段階で進められる予定で、第1段階として、店舗入口に設置したディスプレイで店内の混雑状況を表示し、混雑時には入店規制の表示を実施。表示の切り替えは店舗スタッフがボタン操作のみで行われる。
第2段階として、AIセンシングによって店内の滞留者数を計測し、計測結果に応じて表示の切り替えを自動化し、従業員の作業と精神的負担を軽減する。
また、情報は来店前にあらかじめWebサイトで確認することもできるため、混雑情報をチェックして来店するということもできる。
新型コロナウイルス感染症対策のソリューションとしてAIを活用する事例は日に日に増加し、分野も多岐にわたっている。今回の状況をきっかけにAIはより人々の生活で身近な存在になっていくことだろう。
- Original:https://techable.jp/archives/124397
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka